RUM RHUM RON 〜素晴らしきラム酒の世界へ〜 オススメのラム酒Part2 【アプルトン(APPLETON)】
ども。のりおです。
またこいつか!!って思いましたか?
今日もお付き合いくださいませ。
本日オススメするラムはこちら!!
アプルトン(APPLETON)
アプルトンを製造しているJレイ&ネフュー社は、ラムの生産を開始する以前(〜1655年)は、製糖工場として砂糖を生産していた。当時の所有者はイギリス人のフランシス・ディッキンソン。1749年にフランシスの孫たちによってアプルトンエステート蒸留所が創業され、ラムの製造が開始された。
サトウキビの収穫時期は1月〜5月、サトウキビは機械で刈り取られている。焼畑はされず、70〜80%は自社農園、その他は契約農家から購入している。
バガス(サトウキビを圧搾した絞りカス)はボイラーの燃料(一部は畑の肥料)に回されるが、必要な全燃料をバガスで賄っている。
圧搾ミルは全部で4機が稼働しており、サトウキビ10トンから1トンの砂糖、0.4トンの糖蜜を得ることができ、約30ケース(1ケース12本)のラムを生産できる。
水は蒸留所内にある泉の湧き水を使用。酵母はアプルトン独自の自然天然酵母(シークレット)を創業当時から使用している。
蒸留は単式蒸留機と連続式蒸留機を使用。単式蒸留機は3機で最後の蒸留機から抽出されるアルコール度数は86°(ハイワイン)となる。連続蒸留機はステンレス製を使用し、蒸留後のアルコール度数は96°となる。
アプルトンでは、単式蒸留機と連続式蒸留機それぞれからできたアルコールをブレンドしている(比率は非公開)。ブレンド後のアルコールは加水調整され、3ヶ月間ステンレスタンクで休ませる。
熟成庫は首都キングストンに16ヶ所あり、合計で240,000バレルを所有する。使用されるバーボン樽はチャー(樽の内側をバーナーで焼くこと)済みで購入。寿命を40年としている。
エンジェルシェア(天使の分け前…熟成に樽内で蒸発して消えてしまうお酒のこと)は年間約6%。樽に隙間があればあるほど蒸発が早く進むため、補填作業は3年ごとに行われる(3年後の補填時には10樽のうち3樽が空になる)。
ジャマイカではブレンドされたラムの場合、ブレンドしたラムの中で最も若い熟成年数をボトルに表記することになっているので『アプルトン 12年』には12年〜18年熟成のラムがブレンドされている。
参考文献:ラム酒大全 定番銘柄100本の全知識 日本ラム協会著
またまた何やらかんやらと小難しく書いてしまいましたが、僕の感想です。前回オススメしたマイヤーズが主に輸出用として生産されていた事からもわかる様にジャマイカではマイヤーズよりアプルトンの方がポピュラーな(死語??)ラムの様です。
なので、甘さ的にはマイヤーズとよく似てますがマイヤーズに比べると軽いです。
ロックやストレートで飲むなら断然アプルトンをオススメします。
ちなみに僕は誰かにラムをオススメする際に、そのラムが甘い方か辛い方か、重い方か軽い方かっていうのは、アプルトンを標準にしています。
ではでは。
次回もお楽しみに!!
中目黒土産店/のりお
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