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うちなー文化がおもしろい、沖縄復帰50年記念の特別展「琉球」

はいたい☆
こんにちは!

今年は沖縄の本土復帰50周年ということで、5月3日(火)〜6月26日(日)で、上野の東京国立博物館で特別展「琉球」が開催されています。

メンバーのKoiもハマっている朝ドラ「ちむどんどん」の効果もあって、銀座の沖縄アンテナショップは行列ができるほど売れまくっているようです!

さて、この琉球展。先日、天皇陛下と雅子さまもご夫婦でご覧になったようで、なかなか話題です。

土日はとても混んでいると聞いたので、私は平日に行ってきました。
ゆったり鑑賞できたので、やはり平日がオススメです♪

こちらの特別展でぜひ観ておきたいのが以下の3つ。

❶「銅鐘 旧首里城正殿鐘(万国津梁の鐘)」

かつて首里城の正殿にかけられていたと伝わる鐘です。かなり大きいです!
この鐘には「琉球王国は船の交易によってアジア各地を結ぶ万国津梁(万国の架け橋)である」とうたった銘文が刻まれています。

1つの国「琉球」王国として、グローバルな立ち位置をすでに築いてたんですね~。これが15世紀のものなので、沖縄独自の文化は長い時間をかけて出来上がったのでしょう。

このような貴重な国宝重要文化財が数多く展示されていて、この規模では初めてみたいです。

❷復元された歴代の王様の肖像画

7代尚寧王、カッコいいです☆
この方は沖縄の浦添市にある「浦添ようどれ」というお墓に眠っています。

こうやってきれいに復元されているのも素晴らしいです。復元のために県内外から多くの専門家や技術者が集結したそうです。

❸王族たちが着用した華やかな正装衣裳

色鮮やかな模様の衣装!
中国と日本両方の影響を受けた技術やデザインが使われているんだそうです。これぞ琉球ですね。

そして、最近知った沖縄の豆知識!

●かつて沖縄言葉は3母音だった!

いわゆる日本語って「ア・イ・ウ・エ・オ」の5母音ですよね。
沖縄は「ア・イ・ウ・イ・ウ」、つまりエとオはなかったそうです。

「エ」→「イ」に、「オ」→「ウ」になる。

これをふまえると。
・おきなわ→うきなわ→うちなー
・こころ→くくる
・島人の宝→島人ぬ宝

諸説あるそうですが、この法則を知ると琉球の言葉(ことば→くぅとぅば)も少しずつ分かってきてオモシロイ☆

●神の使いはみな女性だった

沖縄では霊力をもつのが女性で、神と交信をできるのが女性とされていたそうです。琉球王朝の時代においても、王様の姉妹たちが神職者としての地位を確立していたとのこと。

ブラタモリで見たのですが、御嶽(うたき)という崇拝エリアはどこも男子禁制だったみたいですね。
タモリさんと一緒に沖縄を旅してみたいな~と思う私なのでした。

●地球は平面で、太陽は東から昇って西側の穴に沈む(?)

沖縄では太陽(てぃだ)は神であり、西の海に沈んだ太陽は海底を通り抜けて、再び東から昇ると考えられていました。

その様子から生まれ変わりとも考えられて、命の再生を太陽に重ねていたようです。たしかに太陽ってすごいエネルギー。
ありがたさは感じます。崇拝は納得!

さて、こんな感じで知れば知るほど興味しか湧かない沖縄!ちょっと熱くなりすぎましたが、琉球展はオススメです♪

会場で借りられる音声ガイドは、「ちむどんどん」の主人公の母親役の仲間由紀恵さんと、俳優の津嘉山正種さん。
沖縄言葉も混じえながらゆった~り説明してくれます。

上野は6/27(日)までの開催です!


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