ダーツ投げすぎて骨が折れました、ダーツプレイヤーのみなさん、身体の酷使は避けましょう!
嘘みたいな話ですが、私、ダーツで手首の骨を折ってしまいました。
手首の外側です。
尺骨という部分。疲労骨折はレントゲンでは分かりにくく、初めは腱炎を疑い、10日ほど投げるのを休んだりして様子を見ていましたが、今回試合も近くなってきたことで、これ以上休めないなと練習を再開していたのです。
ちなみに腱炎。腱鞘炎とはよく聞きますが、腱を守る「鞘(さや)」の部分の炎症が、腱鞘炎。ですが小指側にはその鞘がないので、直接腱が炎症する腱炎、とのことでした。
で、痛みが再発するのと、手首がボコッとしているので、疲労骨折を疑いMRIを受けに行ってきたわけです。
中目黒の人は今までMRIというと渋谷の新南口まで行っていたと思うのですが、なんと中目黒にも検査できる施設が増えました。
目黒川沿いのグッドロケーションに誕生したという地域情報を少し入れておきます。
まぁ重要なのは結果ですよね。
そして結果。
「疲労骨折を通り越して、完全骨折に至っていた。」
です・・・。マジか・・・と思いました。ガチで手首折れるくらい投げてたんかいと。
この動作の中で、何度も何度も尺骨にダメージを加え、疲労骨折。さらに痛みを我慢したり麻痺するまで投げていたもんだから骨折まで行っちゃってたというお話です。
思えば日常の中で空いた時間はダーツに全振りしていました。1日に何時間投げていたかももはや記憶にないくらい。
調子がいい時(結構前)のフォームはきっとここに負荷がかからない投げ方だったんじゃないかな。グリップ周りのフォーム変更に少し心当たりがあります。
ダーツをわずかながら右に払うように手が伸びているっぽくて、ブルから外れる時は決まって数ビット右にずれる癖がありました。それを改善し、手をまっすぐ出すことにこだわるために編み出したのが小指を立てるグリップです。
手の構造の話をすると複雑すぎるので、なぜ小指を立てた方が真っ直ぐ飛んだかという細かい話は文字で説明できませんが、リリースの際に小指にわずかな緊張がある状態で振り投げることで、この尺骨にぶつかっていたのだと思います。ここに当てていたからそれ以上右に払わずに止まっていたんでしょうか。
医師の話では、このぶつける動作があることで軌道が安定していたのだが、結果それは身体に負担がかかるものとなっていたのではないかということ。
テレビゲームでもありますよね、敵に大ダメージを与える代わりに自分にもダメージがある技的な。
ダーツを時速20km程度とはいえ投げる動作を何万回も繰り返し、何万回も尺骨を削る動きをしていたのだからそうなってもおかしくないですよね。
結果このありさまです。
身体に負担がかかる投げ方はよくないなんてことはもちろんわかっていたんです。人にもそう話してアドバイスしてましたしね。わかっていたはずなんですが、調子が下がっていたり、試合などが近いと麻痺しちゃうんですよね、ほんと後悔。
負担がかかっているので、調子も徐々に落ちてくる。フォームを戻さなきゃと強く投げ込む。その連続で、スコアは下がるし、手首は行くところまで傷ついてしまいました。
痛かったら休む、負担はかけない。
「無理をすること」は結果、長い期間を棒に振ることになると、ダーツプレイヤーの皆さんには今一度わかって欲しくてこの記事を書きました。頭では皆さんわかってると思います。
私を反面教師としてどうかお身体ご自愛ください。
私は今から利き手と逆の左手が骨折するまで投げようと思います。(←ただのバカ)
少しでも多くのプレイヤーが身体からのサインを気づくきっかけとなれたら幸いです。
それではまた。
中目黒土産店/はなちゃん
(ちなみに手首を固定しているためにめっちゃ記事書きにくいです。更新頻度が下がるかもしれませんがご容赦ください・・・)
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