実戦で使うためのペンタの覚え方!フレージングしやすい方法でペンタを拡張する
どうもこんにちは。
中前議晴(なかまえ よしはる)です。
このマガジンではブルースギター初心者の方に向け、わかりやすい様に時には動画を交えて解説をしていきます。
活字だけでギターの演奏を理解するのは困難ですからね。
記事を1から順に練習するもよし!
知りたいところだけピックアップするもよし!
どうぞお好きな方法でお使いください。
ペンタ・他ポジション
前回までで、下の図のようなマイナーペンタトニックスケールのポジションと、それにちょい足しできる美味しい音としてブルーノートをご紹介してきました。
しかしAmペンタトニックスケールは上の図のポジションだけではなく、この図のように指板上にたくさんあります。
赤と青の四角で囲ってありますが、指板を縦に割って、5つのポジションに別れています。
今まで使用してきたポジションは5フレット周辺に広がる赤の四角で囲ってあるポジションでした。
今回はこのマイナーペンタの両サイドに広がるポジションを覚えていきましょう。
低音側に広がるペンタ
5つのポジションが重なり合った図ですとかなり見ずらいかと思いますのでポジションを抜き出してみましょう。
こちら。
3フレットを中心に広がるAmペンタトニックスケールです。
形が今までのペンタとかなり違うので、別のスケールのように思えるかもしれませんが、スタートする音が違うだけで使われている音は同じです。
幅の狭い箇所は人差し指と薬指。
広い箇所は人差し指と小指で弾いていくといいでしょう。
ポジションを覚えたらバッキングトラックの上で適当に弾いてみて、どんな響きがするのかを確認してみましょう。
高音側に広がるペンタ
今度はいつものメインのポジションの高い音の方に広がるAmペンタトニックスケールです。
このポジションもスタートする音が違うだけで使われている音はいつものメインのペンタと同じ音です。
こちらもポジションを覚えたら、バッキングトラックの上で適当に弾いてみて、どんな響きがするのかを確認してみましょう。
3ポジションを縦横無尽に移動する
今回登場した2つのポジション。
バッキングの上で弾いていただいてAのブルースで使えるんだな、というのはわかっていただけたんじゃないかと思います。
でも...
使いにくくないですか?
何を弾いていいかわからない...
こんな風になっていませんか?
そうなんで、実はこの2つのポジション、うまく使えばもちろんアドリブで使うことはできますがギタリストの運指的に使いにくいんです。
だから結局、ペンタトニックを全ポジション覚えても「演奏ができない」という事が起こってくるんです。
これではせっかく苦労して全ポジションを覚えても徒労に終わってしまいますよね。
そうならない為にも「使える覚え方」をしていきましょう。
使えるペンタの覚え方
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