ゲストハウスでの出会い!遊佐町:メタバースで繋がる地域
この年末に素敵な出会いがありました。ゲストハウス林屋は「ないもしないをする」というコンセプトで宿を運営していました。そこに、泊まられたゲストさんに今回は何をしに来ましたか?と聞いてみたら、「何もしないをしに来ました。」と言ってくれました。
嬉しくていろいろ聞くうちに、遊佐町が素敵すぎる話を聞きます。
そこで、滞在中に簡易な遊佐町をメタバースで作りました。
以下が遊佐町の素敵な特徴です
遊佐町
山形県の最北に位置する遊佐町。人口約1.2万人のこの町は、鳥海山から日本海まで、川の上流から下流までをすべて町域に含む、自然豊かな町です。町内には清らかな湧き水が点在し、その水脈は地域の生活と文化を育んできました。
高校を中心とした地域づくり
遊佐町には1つの高校があり、町全体で高校を大切にしています。この高校は、単なる教育機関ではなく、地域活性化の重要な核となっています。生徒たちは、従来の学びの枠を超えて、様々な挑戦的な活動に取り組んでいます。
特筆すべき活動をいくつかご紹介します:
自主的な学びと行動力
生徒たちは防災について深く学び、その一環として九州への研修も実施。地域の安全について、自主的に知識を身につけています。
また、国際的な視野を広げるため、マダガスカルへの訪問プログラムにも参加。グローバルな視点から地域の可能性を考える機会を得ています。
地域の拠点づくり
遊佐駅前の空き家を、生徒たちが中心となってリノベーション。この取り組みは単なる建物の改修にとどまらず、若者たちの「サードプレイス(第三の居場所)」として機能し、地域交流の新たな拠点となっています。
メタバースで広がる可能性
今回、メタバース空間を作成しました。
地理的な制約を超えて、全国各地から遊佐町に関わることができるようになったら素敵すぎるなと思い作りました。
高校生、地域住民、そして町外のみんなが、メタバース上で交流し、出会う。そんなツールとして使ってもらえたらと思っています。
遊佐町の取り組みは、人口減少に直面する地方都市における、教育と地域活性化の新しいモデルケースとなるかもしれません。高校生たちの柔軟な発想と行動力、そしてテクノロジーの力が、この町の未来を切り開いて行ったら全国で唯一遊ぶの「遊」が含まれる町としてワクワクする町になることを願っています。