Pivot Point(ピボットポイント)とは?
成長株(グロース)投資は買ってすぐ利が乗ることが基本的な考えとなります。では、どのタイミングで銘柄を購入するといいのでしょう?それは、Pivot Point(ピボットポイント)と呼ばれるタイミングで買うことが最も適切とされています!最も低リスクで利益を得る買いポイントとなります!
1.Pivot Pointについて
Pivot Pointとは、成長株投資において、最もリスクが低く、かつ株価が伸びるポイントのことをいいます。伝説的トレーダー、ジェシー・リバモアはPivot Pointのことを「最も安い位置の抵抗線」とも定義してました。ボラティリティの大きい成長株では、最もリスクを抑えた投資は、最安値で買うことでも、底で買うことでもなく、成功する可能性が一番高いタイミングで買うことになります。そのため、いかにPivot Pointで購入するかが重要ということです。
さて、具体的に下の画像を参考にPivot Pointの一例を確認してみましょう。
参照:MARKET SMITH BY INVESTOR'S BUSINESS DAILY
上のPivotと書かれた青い領域がPivot Pointとなります。理想は株価が点線(青い領域の一番下)タッチした瞬間ですが、5%の上昇ポイントまでは許容できるとされてます。
2.Pivot Pointの注意点
Pivot Pointは適切なポイントで買うことが何よりも重要です。ここで注意点を2つ挙げます。
(1)Pivot Pointまで株価が上がるのを待たなければいけない。
通常、成長株はPivot Pointを超えてから本格的に株価が動き出し、大きな上昇をすることが多いです。一方、Pivot Pointに到達しないまま失速し、下落する銘柄も多いです。そのため、Pivot Pointへ辿り着くことはこれから上昇を続ける力があるか確認するために非常に重要となります。
(2)Pivot Pointを逃して、上昇した銘柄を追ってはいけない。
Pivot Pointから5〜10%程度超えた銘柄は追って買うことはリスクが高いとされてます。なぜなら、一度上昇した銘柄は利確(売り)圧力で調整をすることが多く、購入と同時に下落に巻き込まれる可能性が高いためです。多くの成長株投資家は購入価格より少なくとも10%以内の逆指値設定(これはリスク管理として1番大切です)してるため、すぐに自動的に売りが迫られるため、注意が必要です。
3.まとめ
Pivot Pointとは、成長株投資をするにあたって、重要な買いポイントのことです。
注意点としては、株価が適切な買いポイントに来るまで待つこと、株価が上昇しすぎた銘柄は追ってはいけないことの2点です。
今回は以上となります。またアップしていきます!ありがとうございました。