J-PARC実験 2021
長いこと研究日記を書いていませんでした。すみません。。。
他大の学生さんにも「中島研、ブログ諦めてますよね」と直接言われてしまいました。面目無い。
もう1年以上前のことですが、実験風景など書きとめておこうと思います。これから大学院入試説明会などありますが、研究室選びの参考になれば。
これはJ-PARC物質・生命科学実験施設の高分解能チョッパー分光器HRC(BL12)で2021年に当時M1だったジュさんが実験していた風景。奥に見えるのが超伝導マグネットです。これで試料を低温磁場中において、磁性体試料に中性子ビームを当て、その散乱パターンを解析することで磁気構造を解明します。
クレーンで吊り上げられている超伝導マグネット。でかい。
これを中性子ビームラインにセットして実験しました。
実験はいつも4−5日くらいのまとまりで行います。その間は東海村に出張して、毎日がっちり実験します。
ただ、徹夜で実験することはありません。うちの研究室の方針は、「起きているうちに頑張って実験&その場解析」「そこで方針を決めて夜は自動測定」です。だらだら実験してもいい成果は出ないですからね。
我々が実験するJ-PARCやJRR-3などの中性子実験施設がある茨城県の東海村は魚も肉も野菜もとても美味しいです。実験の合間には近くのお店にご飯を食べに行くことも多いです。
上の写真のお寿司屋さん、とても美味しかったんだけど、コロナ以降はなかなか入れなくなってしまって残念。コロナが収束したらまた行きたいですね。