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新しい生活の中で思うこと。

自分は、できれば地球環境を傷つけず生活していきたいと思っている。
でも、現代の人間がいる限り、それは難しいことなんやとも思っている。
ただ、少しでも自然に寄り添った生活を考え実行することはできると思っている。

マイ箸を持ったり、買い物袋を持参したり、肉屋へ行くときは琺瑯のコンテナにいれてもらったり、カンパーニュを買うときはパン専用布袋に直接いれてもらったりと、いわゆる環境活動はできる。
マイ箸を忘れることだってあるし、会食の時はなんとなく小っ恥ずかしいという自意識過剰にとらわれ、割り箸を使うこともある。
自分がしたいことを、自分自身で「できるかぎり」「無理しない」ということがポイント。

湧水町に移住して、一番どうしようかと思っていることがある。
それは、仕事の作業、地域での作業の度に配られるペットボトル飲料だ。
もちろん、暑い時に差し入れでいただくのはありがたい。自分が持参した飲み水がなくなってしまうこともある。

ただ、尼で生活している時より、格段に自分の周りのペットボトルゴミが増えている。
というより、地域の共同作業に参加する機会が多いからなのかもしれない。都会でもきっとペットボトル消費はかなりあるのは間違いない。

飲料もだいたい、お茶やジュース。こんなに美味しい湧き水がある町なのに。

人に自分の環境的活動を押し付けようとかわかってもらおうとは思わないけど、今まで自分だけで完結することができていたことが、場所が変わっただけで難しくなる。もう一歩進めということなのか、自分が見ようとしていなかった世界を見せてくれているのか。

今後も、地域に馴染んでいこうとするたびに、悩むことがでてくるんやろう。
自分の軸を大切にしながら、その地域を尊重できるように、考え続けていこう。

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