にげろ!
おはようございます。
朝日から逃げた記憶はありますでしょうか。
私は記憶する限りだと2回ほどあります。
一つは、学生時代に朝まで飲んでいた冬の日
一つは、電車に乗って会社に向かう朝
ポイントは、「朝」ではなく「朝日」であることです。
もう朝です。太陽は確かにいて、暗くて寒い地上を照らしています。
そこに刺し込む、オレンジ色の光。
寒く並ぶ建物たちを染めてゆく。
神々しく、思わず逃げ出したくなる。
でも、逃げられない。
太陽からすれば、地球も、建物も、我々も、すべて等しく「照らす」存在なんです。
あまりにも美しいものは、時に人間味を失う。
神秘的、という言葉はこうやって生み出されたのだろうと確信します。
本能的なリアクションなのです。
皆さんもぜひ、朝日から逃げてみてください。
2、3分もしたら、オレンジ色に染められてしまいますが。悪い気はしません。
それではまた。