流山おおたかの森に住んでいる人はやっぱり流山おおたかの森の住人ぽい。

友人が流山おおたかの森に住んでおり、集合時間までSCおおたかの森にあるカフェで勉強をしていた。
私は2人掛けの机に座って勉強しており、隣は4人掛けの机であった。
その隣の4人掛けの机に1人のおばさん(Aさん)がコーヒーを持って座った。
そこから10分後ぐらい経ってから、子連れのおばさん(Bさん)が現れ隣の4人席に合流した。

Aさん、Bさんは去年同窓会で20年ぶりに再会し、1年ぶりぐらいにお話をする様子であった。
そのため、はじめましての自己紹介のように色々なプロフィールが私にも聞こえて来る。
Aさん、Bさんは同級生で40歳過ぎで、Bさんの子供は中学2年生とのこと。
AさんはJRの総務で働いており、Bさんの子供が電車オタクということでこの会合が組まれたようであった。

Aさんのプロフィールとしては、若い頃はJRの人事で働いており、子供を産んだタイミングで部署を移動し、事務職を経験し、今は広報で働いている。
旦那は東京大学の化学分野の先生を行なっている。
何となく、良い感じの経歴夫婦ではあるが、儲かっている一流大企業ではなく、公務員のような大企業と大学教員の組合せ、これこそ流山おおたかの森という感じがして少しニヤニヤしてしまった。コロナ禍でマスクをしていなかったら恐らく変なやつと思われてしまうだろう。

Bさんは現在、大宮付近に住んでおり、子供を溺愛している。日本人は友人の前では自分の子供を冗談っぽく貶してしまうことが多いと感じるが、そう言ったことは全くなく、一つのエピソードが終わるたびに子供のことを可愛いでしょ?と聞いていた。
ついでにいうと容姿についても身長が高く、目がクリクリしていてカッコいいでしょと話していた。中学2年生で160cmと話しており、そんなに高身長ではないと密かに思っていた。
案の定、Aさんがお世辞でかBさんの子供に学校では身長が高い方でしょ?と聞いていたが、Bさんの子供は低い方と答えていた
この自分の子供を人前でも褒めちぎるところは、これが大宮文化なのかと勉強になった。

そういった二人の経歴の話が終わった後は、JRについて何か聞きたいことは?とBさんの子供に聞いている様子であったが、もちろん中学生であるので聞くこともないだろうに、周りで働く人は良い人が多いですか?であったり病んでいる人はいますか?しか聞いていなかった。
Aさんも具体的なことはあまり話さず、比較的良い会社だよと話し、良い人ばかりでは無いかもしれないけれど、それはどこに行ってもそうだと思う的な回答をしていた。

Aさんの経歴や雰囲気を見ているととても幸せなんだろうなと感じた。
とんでもない大金持ちではないが、それなりに余裕を持った暮らしができる収入があり、人に堂々と話せるだけの経歴を兼ね備えている。
このくらいの生活が大きな責任もなく、転落していくリスクもなく、幸福なんだろうと感じた
私もAさんぐらいの生活を目指して勉強や仕事、人との繋がりを作っていきたいなと思った。

最後にAさんがBさんの子供に英語だけは勉強しておいた方がいいよと話していた。やはり、JRでもどこにっても英語は使うようで今の若いうちから英語を勉強しておいた方がいいと話していた。
JRの就職には興味はないが私も英語を勉強に力を入れようと一層思い直した。

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