現実主義と理想主義
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現実主義者(リアリスト)
理想主義者(イデアリスト、ググった)
なんか理想主義者というと訳すとあまり良い聞こえ方しないかもだけど、ネガティブな意味ではない。なんか現実主義の反対語でいい言葉ないかな…??
なんか最近『あーそういうことか!』って思ったことがある。
なんで世の中のみんなが平和を望むのに、対立するんだろう?
なんで世の中のみんなが『環境を守りたい』と望むのに対立するんだろう?
なんで日本のみんなが『日本を良い国にしたい』と思うのに対立が起きるんだろう?
なんでどちらも『いい国にしたい』と思うのに、資本主義と社会主義が対立するんだろう?
なんで、目標のゴール設定は基本一緒なのに対立するんだろう。なんとなくぼんやりと、この疑問についてずっと考え続けていたような気がする。
結局は目指すゴールは一緒なんだが、それを目指すためのプロセスが全然違うってことなんだなと思った。完全に真逆のアプローチなのだと思った。
落合陽一さんがよく『社会実装』という言葉を使う。社会を良くするために
良いアイデアがあっても、そのアイデアを『社会に実装(人間社会の中ではめ込む)』ことができなければ意味がない。
アイデアだけでは空想にすぎない。
たとえば『環境のために電気節約した方がいいよね』というのは、同じ目標であり、共通の目指すべきゴールだと思う。
そしたら、『じゃーどーすれば国民みんなが電気節約できるかな?』と考えるのがリアリスト(現実主義者)、これは商売の要素がとても強く結びつくと思う。例えば『電気を節約できる電球を作ろう』となった場合、それがあっただけでは売れないから宣伝しないといけない、宣伝費に100万円かかって、だけど1年後には黒字に転換して、そのあとも継続利用してもらって、数年経った頃に定着してようやく『社会に定着し社会実装された状態』になる。
この良い商品や、良いアイデアを、実際に多くの人々がに広めて使ってもらうまでのプロセスがめちゃくちゃ重要であり、何より一番ぶっちぎりで難しい。 それをやるのが商売人のスキルでもある。 昔聞いたか読んだ話で『世の中に素晴らしい製品は無限に出ている、しかし素晴らしい製品があるだけでは広まらない』みたいな記事を読んだことがある。本当そう思う。
結局素晴らしい商品があっても、社会実装させるノウハウやテクニックがないと広まらない。これがリアリスト(現実主義者)なので、そのゴールまで実際にどうやればたどり着けるのかをひたすら考えて実行するので失敗もたくさんする。
人間という集合体の中に実装させるためにどうするかってこと。
それと違って、イデアリスト(理想論者)
は『このままでは地球はもたない!みんな火力発電反対!』とはいっても、それこの人間社会にどうやって落とし込むんだろ? 社会実装させるための現実的な戦略どうするの? となってしまう。(現実主義者から見ると)
もちろん火力発電は二酸化炭素一番出るよね、でも原発も反対するよね、太陽光では全部賄えないし、山切り開いて土石流になったりしてるよね、太陽光パネルの保守管理とても大変だよね。 みたいなところにどうしても答えが出せなくなってしまう。
とにかく間違いなく、言っていることの理想像は完全に共感する、そうなって欲しいと心から思っている。 しかし現実的に「人間社会に実装させる」ことができない。人間が全部ロボットだったら簡単かもしれないが、人間は人間であるがために、理想論側(左派、イデアリスト)と現実論側(右派、リアリスト)がどうしてもぶつかってしまう。
あ、だから右と左で表すのか!!今気づいた。。いや違うかな。。わからん。
そんなことを「人新世の資本論」を読んで気付いたので書いてみました。
⚠️自分は地球が、人類が良い方向に進んでほしいと思ってて、その策について考えています。各々の主義主張を批判したくて書いてるわけではありません。
どうか、自分の子供やその孫の世代まで素敵な地球であってほしいと思っています。
#ロケットチキン #政治#世界平和