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キーボード沼の入り口から偉そうに語る「お付き合いの大切さ」

昨日の続き。長いだけで身はないので注意(笑

2021年2月に「HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨」を買った。Ctrlキーの位置に苦労しながらも、嬉しくて毎日一緒に通勤して、家と会社で使い倒していた。

気がつくとHHKBが増えていた

それから9か月後の2021年11月、気がつくとあの子は会社に棲み着いて、代わりに家には「HHKB Professional HYBRID 日本語配列/墨」が鎮座していた。

そう、毎日持っていって持って帰るのが面倒くなったのである。言い訳すると、ロードバイク通勤をはじめたので荷物をできるだけ減らしたかったのだ。

Keychron K2が…

それから10か月後の2022年9月、Keychronのキーボードが気になり始める。

HHKBが嫌いになったわけじゃないけど、新しい刺激が欲しくなったのだ(ゲスい

HHKBはカーソルキーの有無から日本語配列を選んでいたが、Keychron K2なら英語配列でもカーソルキーが存在する。逆に、日本語配列はカーソルキーがなんか変。しかも、お値段はHHKBの半分以下の1万円台(この辺の感覚ががもうおかしい

これは、Keychron K2を買って、英語配列を楽しみなさいと言う神のお告げに違いないと思った。

そして、2週間ほど妄想を楽しんだ後、Keychron K2 赤軸 英語配列がやってきた。

ファーストタッチはもう、最高。赤軸といえどHHKBに比べるとカタカタ音がするがその音が新鮮。なんか入力してる感があって気持ちがいい。

そうなると、HHKBがすごく地味に思えてきた。

HHKBを見なおすきっかけ

Keychron K2を家で使い、これは会社でも使いたいなぁと2台目をカートに入れた状態で数週間を過ごした。が、結局購入には至っていない。今の状態だと、おそらく買わないと思う。

その理由はすごく単純なものだった。

Keychron K2は確かによい。入力していて気持ちがいい。しかし、僕の指はHHKBに慣れきっていた

HHKBなら、fnキーとのコンビネーションでできることを、Keychron K2では専用のキーを叩く必要がある。Keychron K2が悪いわけじゃない。普通のキーボードはみんなそうだ。

でもやっぱり使っていてどうしても思ってしまう。「なんでHHKBじゃないんだ」と

HHKBにはキーマップ変更の機能がついており、自分が好きなようにカスタマイズできる。普通のキーボードはキーボードに自分を合わせる必要があるが、HHKBは違う。キーボードを自分に合わせることができるのだ。これは素晴らしい。

元の鞘に収まる

結局、会社でも家でもHHKBをメインのキーボードとして使い、Keychron K2は家でサブとして使っている。

どっちも無線式なので切替が簡単だからこそである。

やっぱり君がいいよ。とHHKBを叩きつつ、たまにKeychron K2を使っている様子はなんだか浮気している様で後ろめたい気持ちが全く無いと言えばウソになる。が、社会的にこれは問題がないのでいいよね。いいよね。うん。

結局、慣れ親しんだものが一番で、乗り換えようと思うとそれなりの期間と努力が必要。そう、HHKBも慣れるまで粘り強く使い続けて今がある。

ちょっと付き合ったくらいではその良さは分らない。じっくり時間をかけて対話し、わかり合うことで本当のパートナーになれるのである。

おしまい。

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