2021年7月21日(水) マイナポイントをもらおう
佑陽 市役所にマイナンバーカード受取に行きました。
――ええ、以前、申請したという話をしてましたね。
佑陽 これで、ずんの飯尾さんに顔向けできますよ。
――飯尾さんは別になんとも思ってないと思いますけど……。
佑陽 そうなのかな。心が広い人だ。
――そういう意味じゃないですけど……。
佑陽 まあ、とにかく、カードもらってきました。カードを持った感想は「何このカード？ 変な顔がプリントされててだっせえな」です。
――中井先生の顔ですよ。それ。
佑陽 いや、でも、運転免許証には感じないダサさがあるんですよ。デザインがダサいんです。逆に言うと、免許証のデザインって結構よかったんだなあって、免許証の評価がちょっと上がりました。
――まあ。そうですね。
佑陽 マイナカードがあると、マイナポイントがもらえるっていう都市伝説があるんですよね。
――ありますね。都市伝説ではないですけど。
佑陽 調べたらなにやら、電子マネーとか、クレジットカードに結びつけて登録すると、利用額の25％がポイントになってもらえるってことらしくて、どうしようかなってなって……。普段使っている電子マネーはSuicaだけなんで、Suicaにしようかなと思ったんですけど、なんか、JREポイントみたいなのに申し込まなきゃ行けないらしくて、なんか面倒くさいなあって。じゃあ、クレジットカードはどうかなと思ったら、僕の持ってるクレジットカードは対象外だったんです。
――カード会社がマイナポイントをやってなかったんですか？
佑陽 いや、僕のはJCBなんですけど、JCB自体は「マイナポイントもらえます」って言ってやってるんだけど、「マイJCB」ってサイトから申請しようとすると、「お前の使ってるカードじゃ無理」って言われるんです。理由はよくわからないです。クレジットカードだったらよく使うから、確実にポイント満額もらえそうで、いいと思ったんですけど……。
――じゃあ、Suicaにしたんですか？
佑陽 いえ、結論を言うと、nanacoを新しく作りました。キリンのマークのやつ。「キリンさんが好きです。でもぞうさんの方がもっと好きです」ってCMでもおなじみですね。
――それは松本引越センターのCMですね。ぞうのマークの……。
佑陽 一応セブンイレブンが最寄りのコンビニで、よく行くんです。nanacoだったら使う機会多いだろうってことで。いつもSuicaで払ってたんですけど、これからはnanacoにすればいいやって……。で、他にも理由があって、JCBのポイントがありまして、そのポイントをnanacoポイントに変換すると、レートが高いんですよ。
――レートが高いとは？
佑陽 僕の使ってるクレジットカードはJCB一枚だけなんです。一枚だけにした方が管理が楽なのと、新しく作ろうにも審査に通る自信がないので、大学時代に作ったその一枚をずっと使ってるんですけど、そのカードを使うと、自然とポイントがたまるんです。「オキドキポイント」みたいな名前のポイントですけど。それが1000ポイントくらいたまってるんです。これを例えばAmazonで使うと、1ポイント3.5円のレートだから3500円として使えるんです。他のやつもよくて1ポイント4円くらいのレートなんです。でもnanacoだったら、1ポイントあたり5円のレートなんです。つまり1オキドキポイントを5nanacoポイントに変換できるんです。これはJCBのポイントの交換において最高レートなんですよ。
――じゃあ、クレジットカードの1000ポイントが5000円になると……。
佑陽 そうです。……以前はTポイントが同様に5円分のレートだったんで、Tポイントにしてたんですけど、Tポイントが交換プログラムから撤退しちゃって、交換先がしばらくなかったんですよね。だから1000ポイントもたまっちゃったんですけど。nanacoにすると一番金額的に特だから、nanacoにしたいなあって前から思ってて……。
――じゃあ、JCBのポイントをnanacoにするのと、マイナポイントをもらうためにnanacoを作ったわけですね。
佑陽 その通りです。5000ポイントずつもらえるので、合わせて1万ポイント、nanacoポイントが入る算段です。1万円タダでもらえるに等しいです。しかもnanacoにすると今後セブンで買い物する度にポイントが付くし、JCBカードでチャージするとカードを使ったことになるので、その分JCBポイントがもらえて、nanacoに還元できるんです。
――いいですね。いままで、なぜnanacoを作ってなかったんですか？
佑陽 まあ、作るタイミングがなかったってところですかね。かまいたちの漫才で最初にポイントカード断ったら、そのあともずっと断り続けてて後悔してるみたいなのがありましたけど。僕もnanacoは昔セブンで入会薦められる度、散々断ってきたんですよ。一度作らないって言うと、そのあと意地でも作らなくなりますよね。それにクレジットカードもそうですけど、電子マネーもそんなにたくさん持ちたくないんです。Suica一本で行こうと思ってたんです。でも、まあ、この際nanaco作るかと……。
――やっとタイミングが来たと。
佑陽 あと、セブンで支払いのとき、支払い方法をタッチパネルで選択できるようになったのも大きいですね。それまで「Suicaで」とか言わないといけなかったんですけど、これからは何も言わなくていいんです。だから勝手にnanacoを選択できるんです。
――え？ それが何か？
佑陽 いや、いままでずっとnanacoを断ってきた身だから、「nanacoで」って言うと「あ、こいつnanaco作りやがったな。いままで何度薦めても断ってたくせに」って店員に思われそうで嫌だなあって。「一貫性のないやつめ」って思われそうで。
――いや、絶対覚えてないでしょう。もし覚えてても「作りました」で普通にいいのでは？
佑陽 いいんでしょうね。確かに。でも店員さんからしたら「あ、お客様、ついにnanaco作ったんですね。あんなにかたくなに作らなかったのに……。ひょっとしてマイナポイント目当てですか？ いいんですよ、いいんですよ、別にいいんですよ。ぜんぜん責めてませんよ」って感じでしょ？ その感じになりたくないんですよ。その感じにならないためなら、一生分のnanacoポイントを使ってもいいくらいです。だから今まで作らなかったんです。セブンをよく利用すること、マイナポイントがもらえること、JCBの交換レートが高いこと、何も言わずともnanacoが使えるようになったことなどを総合的に考えてやっと、nanacoを作ってもいいという気持ちになったんです。
――いや、nanacoなんて、そんな深く考えずスッと作るものだと思いますけどね……。
佑陽 そもそも、今でこそ、セブンは最寄りだけど、ずっと引っ越しを考えていて。引っ越し先のそばにセブンがなかったら、「遠くて無念セブンイレブン」だったら、作るだけ損なのでは？ という気持ちもずっとあって、それも作るのをためらう原因だったんですよ。他のコンビニではnanaco絶対使えないですから。Suicaだったらどのコンビニでも使えるけど……。だからSuica一本で行こうって思ってたんです……。だけど、今回清水の舞台から飛び降りる覚悟でnanaco作りましたから、nanaco使える店増えて欲しいです。