海渦 in 二見浦
伊勢でのクリエイターズ・ワーケーションがはじまりました。
初日の滞在の様子はこちら、石田諒の投稿と一緒にお楽しみください。
長野から6時間ほどかけて移動したので、二見浦の周囲をぶらりぶらりとしつつ、2015年ごろから「海渦」というタイトルで制作し続けている作品群に、二見浦での新たなピースを加えました。
水辺に砂や砂利で渦のシンボルを描き、写真や映像でアーカイヴをし続けている、一種の野外インスタレーション的作品群です。
いつもこんな感じで制作しています。
いつもは波打ち際に渦を描くのですが、二見浦は砂利の海岸で明暗がはっきりと浮き出なかったので、今回は積まれた岩の上に渦をつくりました。
渦のシンボルはエネルギーの求心と放出を示すと同時に、私にとっては人が作った「偽の永遠」を表現するものでもあります。
波や風、動物や人の手によってそれらのシンボル(=偽の永遠)が破壊されることで、この作品は完結します。(作り手である私の知らぬところで)
海渦の作品については、回を重ねてゆっくり書いていこうと思います。
ちなみに、渦を上から見るとこんな感じ。(こちらは新潟の苗名滝付近にて制作)
「一日中、貝や石を拾ったりしてもいいね。」なんて話したりもしています。
初日から色々と溢れている私です。
伊勢来れて本当によかった!