誠にアドベンチャー
先週末（極寒）
家族5人+ばあば(義母)+嫁弟で
久しぶりに和歌山県白浜町の
アドベンチャーワールドへ行ってきた
久しぶりなので
前回の事はいつも通りほぼ記憶にない
高速道路を走る
白浜に近づくと高速も片側1車線
途中、イカれた様子のスポーツカーに煽られる
こちとら大人子供7人と大荷物乗せたミニバン
スピードは出ない
1車線なので煽られたところで動きようがない
しかもそもそも前も詰まっとんねん
なんやこいつ腹立つ
気付いた
なるほど
もうアドベンチャーが始まってんのか
そういえばつい先程
チャイルドシートに座る娘(11ヶ月)の
ウ◯コもオムツから漏れた
高速走行中につきオムツが替えられない
チャイルドシートに付着するかしないかのスリルを味わう
そう言うことか
そうこうして幸いにも
アドベンチャーワールドに未付着で到着
レッサーパンダ
パンダ
ゾウ
ペンギン
トラ（黄）
トラ（白）
クマ
ウマ
ライオン
サイ
カラス
ハト
ヒト
などなど、たくさんの動物がいた
どれもかわいい
入園して早々
入り口近くで買ったポップコーンを
どうしても食べさせたいため
レッサーパンダを呼ぶ息子(3)を阻止するのに疲れた
イルカショーはもはや感動的やった
素晴らしい
数で言うと
ヒトが一番多かったかな
お昼ご飯はパンダカレー
子供達も大喜び、一通り楽しめた
よかった
しかし夕方にかかる頃
息子(3)が遊園地コーナー的なところで見た
「きいろい速いやつ(ジェットコースター)に乗りたい」
と言い始めた
クソ寒いのに
娘(6)は寒いからお土産を見に行くと言う
君もそうしたまえと息子(3)に言うが
当然聞き入れない
しかも速いやつの案内看板を読むと
彼が乗るにはそもそも身長が足りない
悪夢
(3)は速いやつに乗りたいと大騒ぎを始める
こうなったが最後、奴は
事情を丁寧に説明しようが
雑に説明しようが
優しく語りかけようが
怒ろうが
笑おうが
大騒ぎをやめることはない
気を引くため、何か食い物は無いかと辺りを探す
(ノラ猛犬に出会った場合と同じ対応)
しかし思いがけず
そこへ現れた我らが救世主
「パンダフルコースター」
彼に助けて頂いた
どこか微笑んでいる様にさえ見える
救世主の登場に
(3)も謎に納得
よし、これに乗ってこい
と思ったが
注意書きを読むとまさかの付き添い要
そして僕が乗るにはちょっと恥ずかしい
しかし非情にも
娘(6)と他の大人たちはというと
暖かくてジュースやコーヒーも飲めるし
お土産コーナーへ先に行くと言い始める
仕方なく同乗を決意
僕と(3)、2人分のチケットを買う
しかも寒い中、案外並ぶ
人気のパンダフルコースター
そして
ひとつ前に並んでいた女の子が進み
やっと順番が来たか
と思ったその時
(3)が「これちがう」
と言い始める
僕：「え、なんで？」
（絶望、これに800円払っとんのやぞ寒いし）
(3)：「おじいさんみたいやし嫌」
僕：「は？パンダやろ？(目視)」
なるほど
不意を突かれ
めちゃくちゃ笑ってもうた
近づいてきたのは
既にイメージ済みのこれではなく
これやった
2種類ある様子
しかもそう言われると
同じ町内に住むお爺さん、
足立さんに似ている
いつも良くしてくれるので
とても感謝している
足立さんは元気はいいが
いつも若干血色が悪くて肌が白っぽい
そしてほりが深いので目の周りが黒く見える
そっくりやで
なんで僕ばっかり
こんな愉快なハプニングが起こる
面白いのはかまわんが
しかし焦る
後方には寒い中並ぶ同志達の列
前方には機嫌を損ねかけの(3)
そして迫る足立さん
(いつもの微笑み)
さらに(3)の唇のとんがり具合は
既に70%を超えており爆発寸前
とんがり緊急事態宣言発令
しかし僕は分かっていた
この(3)、なんとか乗せる事さえできれば
あとは満足し
けろっとして文句など言わないはず
そこで周囲の同志達に聞こえないよう
細心の注意を払いつつ
(3)に対し小声で
「これベテランやから他のパンダよりめちゃくちゃ速いんやで」
と偽情報を流布
それを聞き
足立さんの背中にすんなり乗り込む（3）
勝った
予想通り
降りたあとは満足した様子の(3)
お土産コーナーに向かう
合流した娘(6)が抱えている
レッサーパンダのぬいぐるみ
「え、それ買うん」
と言おうとするとその前に
「パパはこれな」
と『A』を持ったパンダのキーホルダーを渡してくれる
キーホルダーはかわいいが娘、
僕には『A』は関係がない
そして一応言っておくと
どちらも買うのは僕
売り場を娘に聞き
一緒に見にいったところ見つけたN
僕のファーストネームはTだが
売り切れて無かったのでNにした
可愛くていい感じ
家のカギにつけておいた
結局開園から閉園までいた
ガチアドベンチャーワールド
僕も含め一日楽しめた
すごくよかった
が疲れた
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