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Microsoft Loop 活用の鍵?!「Loop コンポーネント」とは?

こんにちは。Microsoft Loop に夢中になりつつある なかい です。

はじめに

Microsoft Loop の待ちに待った一般提供が始まって早いもので1か月が過ぎました。
同じくMicrosoft 社提供の「OneNote」、よく似ているねと言われる「Notion」。
それらとの違いが分からないと感じている方は「Loop コンポーネント」をどんどん活用いただくことで今後ますます Microsoft Loop の良さをより実感できるのではないかと近頃考えています。
今回は、他ツールもある中での利用を迷っている方や、利用し始めたはいいけどイマイチこれでいいのかな?とモヤモヤしているという方向けに「Loop コンポーネント」って何なのか、またその良さをお伝えしたいと思います。

「Loop コンポーネント」って何?

Microsoft Loop には、下記の3つの要素が存在します。

  • Loop コンポーネント

  • Loop ページ

  • Loop ワークスペース

「Loop コンポーネント」は Teams や Outlook などでも利用できる
テーブル(表)
箇条書き など パーツとして利用できるもの (※あくまで私のイメージとしての表現)です。

たとえば Teams だと、こんな感じの Loop コンポーネント が使えます。


一方、「Loop ページ」は OneNote や Notion の「ページ」に近く
「Loop ワークスペース」
は OneNote だと「ノートブック」に、
Notion の場合には「ワークスペース」に近いかと思います。
前者は一つ一つのページで、ページがまとめられているスペースが後者という感じ。

Loop ワークスペース を開くとこんな感じです。


#この3要素に関しては下記サイトにも詳細情報が載っています。


「Loop ページ」と「Loop ワークスペース」に関しては、 操作性やデザインなどとても魅力的だと個人的に思っています。が、この2つの要素だけを使用するのでももちろん良いのですが、少々もったいない気がします。

なぜかと言うと、パーツとしての「Loop コンポーネント」
これこそに Microsoft Loop の魅力が詰まっている!と思うからです。



「Loop コンポーネント」の流用性の魅力

突然ですが、業務の中で進捗管理や情報整理のための表を作ることって多くないでしょうか?

たとえば、自分(下の絵では🐸)の Loop ワークスペース内複数の作業に関わる進捗を整理していたとします。

まだここでは Loop コンポーネントは出てきていません。


その様子を見た同僚
(🐭🐵)が
「その表イイね!チームで使ってる Loop ワークスペースにも共有してよ!」とお願いをしてきたとします。

🐸「それじゃあコピペするか💪
  うーん・・・でも情報の更新が必要な個所が2つになって面倒だなあ」
と思っちゃうかもしれません。

ですが、Loop コンポーネントを使いこなせればそんな心配は要りません!

まずは 自分の ワークスペース内の テーブル から 「Loop コンポーネントの作成」を行います。

Loop コンポーネントの作成 はこの6つの点のところを押すと出てきます。



続いて作成された Loop コンポーネントをそのままコピーします。

 Loop コンポーネント になったやつの右上に「コンポーネントのコピー」が出てきます。



共有先の Loop ページ内ペーストすれば、片方のテーブルを更新するだけでもう一方のテーブルの情報も同じものが見えるので、リアルタイムに情報を共有し続けられるのです!

🐸(これは楽かも……)

コピペで共有完了!(しかも更新した個所も反映される)

また、上司(🐍)から「進捗どうですか^^?」と肩をたたかれた時も、例の Loop コンポーネント をコピーして上司との Teams チャット に貼り付け送信すれば……
先ほどと同様にリアルタイムな情報共有ができ、いちいち同僚と上司の伝書鳩にならなくて済みます。

🐸(No more 🕊✉……)

これで上司に睨まれることはない……はず。

Loop コンポーネントの掲載されている場所で更新をかけていけば、両方に記載されている Loop コンポーネントにも同じ内容が表示されるので、上記の図で表すとどこか一つだけをアップデートすればいいわけです。

🐸🐭🐵🐍( Loop コンポーネントさん……💘)


「Microsoft Loop」にだってできないことはある

もちろん OneNote や Notion にできて Microsoft Loop にできないこともあります。

OneNote の場合、ディクテーションや描画などの機能が搭載されていますが 2023年12月現在 Microsoft Loop の方には同様の機能はありません。
(描画に関しては Whiteboard でできるので、そこは完全に分けてしまっているのかもしれないですね🐸)

また、Notion の場合、データベース管理の機能があります。Loop コンポーネントにあたるものが存在しない代わりに、データベースの方できちんと情報を一元化(できれば)できるというものなのかなと思います。データベースを流用してページごとに情報の表示形式や表示内容を変えられるのはそれもそれで魅力的です。


おわりに

長くなってしまいましたが、この記事を読んでいただいた上で
「Microsoft Loop・OneNote・Notionのうち
やっぱり○○の方が自分の組織に合ってるな~」とか
「普段使いなら○○の方がいいな~」とか
考えるための参考にしていただけると幸いです。

そして、もし対象の Micrsoft 365 ライセンスをお持ちで
利用を迷っている方や、利用し始めたはいいけどしっくり来ていない方は
「Loop コンポーネント」の機能も含めて Microsoft Loop を使ってみてください🐸🎵


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

以上、なかいでした。



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