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SPOT × 2025.2
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EPS NG
売上 OK
ガイダンス OK
CF成長 ↗ 一株当たりCF的には順調に成長
EPSは外しているが、市場は↑で評価している様子。
https://investors.spotify.com/financials/default.aspx#sec
Spotify Technology S.A.(ティッカー: SPOT)は、音楽ストリーミング業界のリーダーとして、世界中のユーザーに音楽やポッドキャストの配信サービスを提供しています。以下に、同社の概要、競争優位性、財務指標の推移、コンセンサス予想との比較、そして投資判断の視点についてまとめます。
1. 会社概要
Spotifyは、2006年にスウェーデンのストックホルムで設立され、2008年にサービスを開始しました。現在、180以上の国と地域でサービスを展開し、月間アクティブユーザー数は6億7,500万人、有料会員数は2億6,300万人に達しています。
同社は、テクノロジーセクターに属し、グロース株として分類されます。
2. 競合優位性
Spotifyの競争優位性は以下の点にあります:
パーソナライズドレコメンデーション:高度なアルゴリズムを活用し、ユーザーの嗜好に合わせた音楽やポッドキャストを推薦することで、ユーザーエンゲージメントを高めています。
広範なコンテンツライブラリ:1億曲以上の楽曲と650万以上のポッドキャストを提供し、多様なコンテンツをユーザーに届けています。
グローバルなユーザーベース:世界中で広く利用されており、多様な市場からのデータを活用してサービスの最適化を図っています。
ブランド認知度:音楽ストリーミングの代名詞として広く認知されており、新規ユーザーの獲得に有利です。
3. EPS、売上高、ガイダンスに関してのコンセンサス予想との比較
2024年第4四半期の結果は以下の通りです:
売上高:€3.81 billion(前年同期比20%増)
コンセンサス予想:€3.85 billion
結果:予想を下回る
調整後EPS:€0.50
コンセンサス予想:€0.45
結果:予想を上回る
次期ガイダンス(売上高):€4.0 billion
コンセンサス予想:€3.9 billion
結果:予想を上回る
注:数値は概算であり、詳細は公式の財務報告書をご参照ください。
4. 今後この会社の株を買うべき視点
ユーザー基盤の拡大:月間アクティブユーザー数と有料会員数が継続的に増加しており、収益基盤の強化が期待できます。
ポッドキャストと新規コンテンツへの投資:ポッドキャストやオーディオブックなどの新しいコンテンツ分野への投資により、多様な収益源の確立が進んでいます。
市場シェアの拡大:新興市場での展開や既存市場での深耕により、さらなる市場シェアの拡大が見込まれます。
5. 逆に売るべき視点
競争の激化:Apple MusicやAmazon Musicなどの競合サービスとの競争が激化しており、市場シェアの維持が課題となる可能性があります。
ライセンスコストの上昇:音楽ライセンス料の増加が利益率に圧力をかける可能性があります。
収益性の不確実性:過去に赤字を計上しており、将来的な収益性の確保が課題となる可能性があります。