精神科閉鎖病棟入院レポその2
とある日の午前中、わたしがソファに座って寝転んでいたらいきなり若めの認知症の患者さんが「ここ座ってもいいですか?」とわたしの上に座ってきて、「ダメです」とか「やめてください」と言っても通じないしもう意味がわからんくてパニクった挙句、わたしは何を思ったのか唐突にその人の背中を殴った。すると「痛い!殴られた!」と看護師さんに訴え始め、まぁ看護師さんもわたしの味方をしてくれるからいいけれど本当にカオスな午前を過ごすこととなった。
そんな午前から始まった日の正午前、わたしは煙草休憩(回数制限は特になし)に10分間だけ喫煙外出が許されているので(普通の人は30分だけれどわたしは市販薬を買いに行けないように10分と決められている、が買いに行けちゃうんですけれども)それに行くと見せかけて、全力ダッシュで某ミスター〇クスに行き、咳止め乱用のための咳止めを1箱だけ(規定)買い下着に忍ばせて、「何もせずタバコだけ普通に吸って帰ってきましたよ顔」をして病棟へ戻ったのである。ここでのポイントは冬は寒い空気で息切れもしやすいがなんとか落ち着くことである。深呼吸を意識して病棟へ戻った。
前回の入院はボディチェックが徹底的で、それは今回は入院の目的が「市販薬乱用をやめること」じゃない(これも記事にしようかな?)からだと思う。目的は「休むこと」にしてる、だから必要であれば市販薬物乱用もやむを得ないということだろう。その不自由さの中にある自由さの中でわたしなりに休める入院生活を送れたらいいなということですね、きっと。
今回はこの辺りで。
記事を読んでくれたそこの貴方、ありがとう。
また書きます。