vol.57 「24年ぶりの皆既月食」、「改正少年法のポイント」 、「児童手当の見直し」 ~ 中川郁子のメルマガ/中川ゆうこの“ゆうこう(有効・友好)便” ~
24年ぶりの皆既月食
こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
5月26日(水)の夜…月が地球の影にすっぽりと入る皆既月食が、全国で見られるそうです。
国立天文台によると、今回はスーパームーン(月が地球に近づいて大きく見える)と重なり、月は午後6時44分から欠け始め、月の出の時刻が地域によって違うため、札幌や西日本では一部が欠けた状態で昇ってくるそうです。
国内でスーパームーンの皆既月食が観測できるのは、1997年9月以来の約24年ぶりとのことですので、ひとときの天空の浪漫を楽しめたら素敵ですね。晴れの日を期待したいと想います。
改正少年法のポイント
ゆうこう便vol.28、52でも紹介していましたが、改正少年法が成立し、民法の成人年齢が18歳に引き下げられる来年4月1日から施行されます。
Vol.28 https://nakagawa-yuko.jp/?p=2127
Vol.52 https://nakagawa-yuko.jp/?p=2518
改正少年法により、禁じられてきた18歳、19歳の実名など、本人を特定する報道も起訴段階で可能となることから少年犯罪の抑止に繋がるものと考えます。繰り返しになりますが、厳罰が必ずしも必要だとは考えませんが、少年による犯罪が起きないことを私は願っています。
時代とともに変化してきた少年法ですが、付則には、施行から5年経過後、社会情勢や国民意識の変化を踏まえて18歳、19歳への措置を改めて検討する規定が設けられています。
児童手当の見直し
また、一部の高収入世帯の児童手当を廃止する改正児童手当関連法が5月21日(金)の参議院本会議で自民党などが賛成し可決、成立しました。
廃止により得た財源は、待機児童の解消に充てられます。野党側は、厳しい経済状況を踏まえ全ての子どもに児童手当を配るべきだと強い反発や批判を行なっていましたが、待機児童の解決は長年の課題であり、ばら撒き的思想ばかりの主張よりも解決に向けた努力をすべきだと私は思います。
2021年 5月 24日
中川 郁子(ゆうこ)
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