vol.92　「和牛のオリンピック、５年後は北海道開催です」 「8日９時予算委員会で質問に立ちます。地域の産業振興策についてです」 ～ 中川郁子のメルマガ/中川ゆうこの“ゆうこう（有効・友好）便” ～

こんにちは、中川郁子（ゆうこ）です。

立春も過ぎ、暦のうえでは春の始まりですが、ここ十勝では、日差しは届くものの空気はピリリと張りつめています。
寒波到来のなか、進学・就職に向けて頑張っている皆さん、体調管理をしっかりと行いベストを尽くしてください。春は必ずやって来ます。

4日（金）に正式に開幕した「北京2022冬季オリンピック競技大会」ですが、開会式の2日前からカーリングやアイスホッケー競技が行われています。私が「ゆうこう便」を打っている今の時点で、フリースタイルスキー男子モーグルで堀島行真（ほりしま　いくま）選手が銅メダル、また、スキージャンプの男子個人ノーマルヒルで小林陵侑（こばやし　りょうゆう）選手が、今大会初となる金メダルを獲得しました。本当におめでとうございます！

わたしの地元十勝からは、日本選手団主将の高木美帆（たかぎ　みほ）選手をはじめ、9名の選手（スピードスケート6名、アイスホッケー2名、カーリング1名）が参加しています。
高木美帆選手は、過酷な競技3000mで6位入賞！女子アイスホッケーチーム「スマイルジャパン」では、志賀葵（しが　あおい）、志賀紅音（しが　あかね）姉妹が活躍し、史上初の準々決勝進出を決めました。

選手の皆さん、ベストを尽くして頑張ってください。私もTVの前で応援しています頑張れ～！！

ところで、読者の皆さまは「和牛のオリンピック」をご存知ですか？

今年10月に鹿児島県で開催される「全国和牛能力共進会」の通称なのですが、このオリンピックは5年に一度の間隔で開催され、今回で12回目となります。各回のテーマに準じて出品牛を競うものですが、和牛の改良の成果を明示し、日本の食文化を支える和牛の魅力を、広く国内外に発信していくための絶好の機会でもあります。

そして、5年後の第13回大会は「北海道」での開催が決定されていますので、地元関係者の皆様と一緒に勉強させていただき「十勝」のPRをしっかりと行っていきたいと思っています。

一昨日発表されましたとおり、わが国の農林水産物・食品輸出は、初めて1兆円を超えました。その中でも、和牛をはじめとする牛肉は前年比85.9%増の537億円であり、ホタテ貝に次ぐものです。
平成30年に起きた和牛遺伝資源の中国への不正輸出事件を契機として、令和2年に施行された「和牛遺伝資源関連二法（家畜改良増殖法の一部を改正する法律、家畜遺伝資源に係る不正競争の防止に関する法律）」に基づき、和牛の知的財産を守りながら、日本の強みの和牛生産を、十勝・北海道の強みとして定着できるように頑張りたいと思います。

明日８日（火）9時から、予算委員会で質問します。テレビ中継はありませんが、テーマは地域の産業振興についてです。インターネット放送でご覧になれますので、どうぞよろしくお願いします。

オミクロン株が猛威をふるい、連日10万人の方が新規に感染しています。ご自身そして周囲を守るための行動をよろしくお願いします。

2022年　2月　7日
中川　郁子（ゆうこ）