vol.185 「補正予算案が閣議決定」、「海上保安庁音楽隊定期演奏会」、「中東問題」 ~ 中川郁子のメルマガ/中川ゆうこの“ゆうこう(有効・友好)便” ~
こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
朝晩の気温は、氷点下になる日も多くなった十勝ですが、この時期の旬といえばナガイモ。浅漬けや、千切りにしてワサビ醤油でシャキシャキの食感を楽しむのが私のいちばん好きないただき方ですが、インフルエンザ予防の効果も期待できるそうですので、ぜひご賞味下さい。
9日(金)、東京芸術劇場コンサートホール(東京池袋)で開催された「海上保安庁音楽隊第29回定期演奏会」にお招きいただき、鑑賞して参りました。
海上保安庁音楽隊の隊員の方々は、通常勤務をしながらの兼務であるとのことですが、演奏会では軽快なマーチに加えて100周年を記念したディズニー映画のテーマ曲メドレーなど幅広い楽曲を奏でられていました。
日常のご勤務はご苦労が多いことだと思いますが、その中での素晴らしい演奏は感動のひとこと!これからも頑張っていただきたいですし、応援したいと思います。
音楽隊による演奏は、いろいろなところで開催されているそうです。皆さま、是非一度お聴きになってください。
♪ 令和5年
演奏実績はコチラから https://www.kaiho.mlit.go.jp/doc/band/jisseki.html
10日(金)、2023年度の補正予算案13兆円1992億円が閣議決定されました。
物価高騰対策や賃上げの推進などの経済対策が大半を占めていますが、食料安全保障のための農林水産予算8206億円、国土強靭化などの北海道開発予算1893億円(183億円)、子育て支援を加速化するためのこども家庭庁予算1895億円など、今、緊急にやらなければならないことにしっかり取り組んだ予算案になっていると思います。
中東問題について触れたいと思います。
未来ある子どもたちや女性、高齢者など罪のない人々が被害に遭っていることに心を痛めておられる皆さまも多いと思います。
上川陽子外務大臣は、11月2日からイスラエル、パレスチナ、ヨルダンを訪問しました。
イスラエルではハマスによって拘束され人質になっている方々のご家族にお会いし、ヨルダンではガザ地区出身で戻ることができなくなっている中学生の少女たちと面会されました。
「イスラエルの方々もパレスチナのこどもたちも、家族の安否を気遣い、1日も早く再会したい気持ちは同じです。」と、
10日の衆議院外務委員会で自民党の黄川田委員の質問に対して答弁されていました。
7日から2日間の日程で東京で開かれたG7外相会合で、上川大臣は「ガザ地区における人道支援の十分かつ持続的な供給とともにその前提となる人道的(戦闘の)休止、人道アクセスの確保について関係国に働き掛けていく必要がある」と述べ、その共同声明において「人道的休止と人道回廊の設置を支持する」という一致したメッセージをまとめることができました。
私も、同じ日に別の場所ですが、アラブ諸国の駐日大使20名の皆さまからお話を伺う機会がありました。
日本では報道されていないたくさんの写真を見せていただきましたが、そのほとんどが犠牲になられた幼い子どもたちの写真でした。
ガザ地区では民間人の犠牲者が1万人を超え、そのうちの4割が子どもたちです。
これ以上、尊い命が奪われることがないように支援することが必要です。
G7議長国としての役割は12月で終わりますが、欧米とは違う歴史を重ねてきた日本だからこそできる役割があり、今、世界中から期待されているのだと思います。
2023年11月13日
中川 郁子(ゆうこ)