vol.55 今が旬!「十勝のグリーンアスパラ」、「医療制度改革関連法案」、「国民投票法改正案」 ~ 中川郁子のメルマガ/中川ゆうこの“ゆうこう(有効・友好)便” ~
今が旬!「十勝のグリーンアスパラ」
こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
今年も北海道の春野菜を代表する「グリーンアスパラ」が旬を迎えています。
グリーンアスパラは、カロチンやビタミンC、E、B群が多い緑黄色野菜ですが、疲労回復やスタミナ増強に効果があるとされるアスパラギン酸も多く含まれています。
是非、十勝産グリーンアスパラの旬をご賞味ください!一度食べたら必ずやリピーターになること間違いなしです。
医療制度改革関連法案
さて、先週5日(水)は「こどもの日」でしたが、この時期に総務省が毎年公表する外国人を含む14歳以下の子供の数は、前年より19万人少ない1493万人で、40年連続で減少したことがわかりました…少子化が進む日本の現状を裏付ける結果となりました。
衆議院厚生労働委員会は7日(金)、一定の収入がある75歳以上の方の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる「医療制度改革関連法案」を賛成多数で可決、今後、衆議院を通過し参議院に送られ、今国会での成立可能性が高くなりました。
制度改正の目的は、収入のある高齢者に支払い増を求めることで、医療費を保険料で支える現役世代の負担増加を抑える狙いがあります。法案は、単身では年金を含む年収200万円以上、夫婦世帯では合計年収320万円以上の約370万人を対象とし、具体的な時期は法成立後になります。
少子高齢化が加速する我が国において、現役世代の負担を軽減し、将来世代につけを残さない政策は辛い決断ではありますが時には必要であると、わたしは思います。
国民投票法改正案
先週のゆうこう便vol.54(https://nakagawa-yuko.jp/?p=2542)で、憲法改正の機運が高まる中で…と少しだけ触れさせていただきましたが、「憲法改正手続きに関する国民投票法改正案」が、衆議院憲法審査会で賛成多数で可決され、今国会会期中の6月16日までに成立する見込みとなりました。
改正案は、憲法改正の是非を問う国民投票の利便性に関する規定を公職選挙法に揃える目的で2018年に自民党、公明党などが提出しましたが継続審議となっていたものです。
国民投票法は、憲法改正を行う手続き法であり、改正を行うための大前提が整ったと思います。大規模自然災害や、パンデミックが国民生活に打撃を与えるなか、国民を守るための憲法改正論議が活発になることを私は期待していますし、その論議に私自身が参加できるよう頑張って参ります。
2021年 5月 10日
中川 郁子(ゆうこ)