vol.190 「こども未来戦略」 ~ 中川郁子のメルマガ/中川ゆうこの“ゆうこう(有効・友好)便” ~
こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
昨日から、急激に寒くなっている日本列島ですが、帯広も金曜夜から雪が降り続き、とても寒い週末を過ごしました。
年末近い多忙な時期、インフルエンザの流行も続いていますので、帰宅後のうがい・手洗いをしっかりとして寒い冬を乗り切りましょう。
17日(日)午前中、帯広運転免許試験場に免許証更新に行って参りました。
北海道で多い事故の形態は、
1.車両単独事故 (32.2%)
2.歩行者被害事故(29.8%)
3.正面衝突事故(16.6%)
となっているそうです。
死亡事故は居眠り運転によることが多いことから防止策としては、道の駅などで2時間に一度は休憩をとりましょう。
13日(水)、臨時国会は終了しましたが、自民党では、来年度の予算に関わる重要な課題についての大詰めの議論が続いています。
今回は、その中から「こども未来戦略」についてご紹介したいと思います。
1949年に生まれたこどもの数は約270万人でしたが、年々減少し、昨年の2022年には80万人を割り込みました。このまま行けば2060年近くには50万人を割り込むことが予想されます。
少子化は人口減少を加速化させ、毎年100万人の大都市が一つずつ消滅するようなスピードで進行して行くことになることから、若い世代が結婚・子育てに将来展望が描けるようになるための政策が必要になりました。
そのための施策として「児童手当」が拡充されます。所得制限なしで、高校生までこども1人あたり月額1万円、3人目からは3万円。3人お子さんがいらっしゃるご家庭は年額60万円ということになります。扶養控除は縮減されますが全ての所得のご家庭にプラスになるように設計しています。
また、こどもの貧困、虐待、孤独孤立、障がいや医療的ケアの必要なお子さん、保育士、放課後児童クラブの職員の待遇改善、こども医療費助成など地方自治体への支援の充実、出産などの経済的負担の軽減、高等教育においては、授業料後払い制度の導入などの負担軽減対策を検討しています。
総額で⒊6兆円。1人当たりの支援としてはOECDトップレベルのスウェーデンに匹敵する制度となります。まだまだいろいろありますが、次の機会にお話ししたいと思います。
最後に、自民党派閥の政治資金についてお話しします。私自身の政治資金は適切に処理しています。今回の問題には該当するものではありませんが、自民党の体質が問われているのだと思います。
内外の諸問題は戦後もっとも緊迫した状態であり、政治の空白は一秒たりともあってはなりません。政府与党議員の1人として襟を正して岸田政権を支えていきたいと思います。
2023年 12月 18日
中川 郁子(ゆうこ)