都市対抗二次予選振り返り⑧
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。今日は雨模様の栃木県内です。ここ数日に比べたら気温が上がらないようなので、穏やかに過ごしていきたいと思います。今日は中国地区の二次予選から振り返っていきます。
中国地区(代表枠2)
第1代表 広島市 JR西日本(3年連続7回目)
第2代表 福山市 倉敷市 JFE西日本(3年連続13回目)
中国地区の二次予選は8チームが参加して代表2枠を争いました。第1代表決定戦は、中盤まで接戦の展開でしたが、終盤に打線が繋がって突き放したJR西日本が勝利しました。大倉選手が大会打率6割超とよく打ちました。2試合に先発した花村投手も好投で勝利に貢献しました。
広島市・JR西日本は3年連続の東京ドームになります。若手とベテランのバランスがいい充実したチームの印象があります。補強選手は投手2人、野手1人を獲得しました。初戦は7月20日第2試合、仙台市・JR東日本東北との対戦となりました。同じ鉄道事業者対戦となります。とても楽しみです。
第2代表決定戦はJFE西日本と伯和ビクトリーズの対戦になりました。一進一退の攻防となり、同点で迎えた9回裏、JFE西日本は代打三木選手のサヨナラタイムリーで勝利。経験値の高い選手がここ一番の勝負強さを見せました。エース津山投手も試合を作りました。
福山市・倉敷市・JFE西日本は3年連続の本大会出場になります。昨年は初戦で敗れているので、今年はどこまで勝ち上がるか注目です。補強選手は投手2人、野手1人を獲得。平岡投手は第2代表決定戦で投げ合った中国地区屈指の好投手。初戦は7月21日第1試合、太田市・SUBARUとの対戦です。昨年の初戦と同一カードとなります。JFE西日本にとってはリベンジなるか、楽しみにしたいです。
続いて四国地区を見ていきます。四国地区の二次予選は4チームが参加してトーナメント方式で争われました。
四国地区(代表枠1)
代表 高知市 四国銀行(2年ぶり22回目)
四国地区の代表決定戦は四国銀行とJR四国の対戦となりました。四国では毎年しのぎを削る両雄ですが、今年は四国銀行が6-1で勝利し、本大会の切符を掴みました。4番大谷選手が2安打3打点の活躍。佐田投手、菊池投手の継投で勝利を手繰り寄せました。
高知市・四国銀行は2年ぶりの東京ドームになります。エースとしてチームを引っ張ってきた菊池投手だけでなく、佐田投手や田井投手が二次予選好投。さらに補強でJR四国の好投手である近藤投手と川合投手を補強し、万全の投手陣で臨みます。野手は松山フェニックスから古和田選手を補強しました。初戦は7月22日第1試合、名古屋市・東邦ガスとの対戦です。どんな試合になるか楽しみです。
そして、九州地区の二次予選も見ていきます。九州地区二次予選は12チームが参加して、代表2枠を争いました。沖縄県で行われた大会は、雨天による影響で日程にも影響が出ましたが、熱戦が展開されました。
九州地区(代表枠2)
第1代表 福岡市 KMGホールディングス(7年ぶり4回目)
第2代表 浦添市 沖縄電力(10年ぶり5回目)
まず第1代表決定戦は、KMGホールディングスと沖縄電力の対戦になりました。KMGホールディングスが4回に逆転すると、7回に追加点を挙げて突き放し、KMGホールディングスが第1代表を掴みました。二次予選3試合すべてに先発登板した木下投手が大車輪の活躍でした。本大会でのピッチングも楽しみです。
福岡市・KMGホールディングスは7年ぶりの出場になります。本大会出場時には好投手を擁して参戦する印象のあるチームですが、今年も木下投手という好投手を擁して臨みます。さらに補強で実績のある村田、鷲崎両投手、パワーが魅力の古寺選手を獲得しました。初戦は7月23日第2試合、石巻市・日本製紙石巻との対戦です。久しぶりの出場同士の対戦になります。
第2代表決定戦は沖縄電力と西部ガスの対戦になりました。沖縄電力は金城(秀)選手のホームラン等で試合を優位に進め、投げては當山投手、亀里投手が好投。6-1で制した沖縄電力が本大会出場を決めました。地元沖縄の熱い声援に応えたチームが素晴らしかったです。
浦添市・沖縄電力は実に10年ぶりの東京ドームになります。今大会出場チームでは最長ブランクになります。補強は左腕田中投手、社会人きっての好投手である片山投手、巧打の稲垣選手を獲得し、戦力に厚みが増しました。初戦は7月19日第1試合、豊田市・トヨタ自動車との対戦です。開幕試合を引き当てました。昨年優勝チーム相手に、沖縄の風を吹かせられるか注目です。
ここまで今年の都市対抗野球二次予選を振り返りました。東京ドームで行われる本大会は1週間後の7月19日に開幕します。今から待ち遠しいです。それでは今回はこの辺りで失礼します。