都市対抗二次予選振り返り②

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。まだまだ暑い時間帯が続くので、引き続き熱中症には気を付けていきたいと思います。今回も前回に引き続き、今月19日から開幕する都市対抗野球大会出場を決めたチームの二次予選を振り返っていきます。では北信越地区から見ていきます。

北信越地区(代表枠1)
代表 高岡市 伏木海陸運送(3年ぶり7回目)

北信越地区の二次予選は8チームによるトーナメント方式で争われ、3連勝したチームが代表権を獲得します。代表決定戦に進出したのは、高岡市・伏木海陸運送と塩尻市・FedExとなり、8-5で勝った伏木海陸運送が3年ぶりの北信越地区代表として東京ドームで戦います。決定戦は初回にいきなり3点を先制される中、2回で同点に追いつき、4回に牧田選手のホームラン等で逆転すると、後半はチームの大黒柱である西納投手がしっかりと抑えて勝利しました。

高岡市・伏木海陸運送は二次予選で、エース西納投手、4番牧田選手が活躍し、投打の柱がチームをしっかりと支えました。補強選手は投手2人、野手1人の陣容。江村、飯塚両投手はチームのエースとして力があり、投手層は厚くなりました。清水選手の補強で更なる打線の強化も期待されます。初戦は7月24日第2試合、横浜市・三菱重工Eastと対戦します。どんな試合になるのか、楽しみにしたいと思います。

続いて北関東地区です。

北関東地区(代表枠2)
第1代表 小山市 栃木市 エイジェック(3年ぶり2回目)
第2代表 太田市 SUBARU(2年連続29回目)

北関東地区は8チームが二次予選を戦いました。今大会は強豪の日立市・日立製作所、鹿嶋市・日本製鉄鹿島が代表決定戦に進めず、水戸市・茨城トヨペットが代表決定戦まであと一歩のところまで勝ち上がる躍進を果たしました。そして、もう1チーム躍進を果たしたのが、第2代表決定戦まで進んだ水戸市・茨城日産。混戦の中を若手選手中心に勢いをもって勝ち上がり、北関東二次予選を大いに盛り上げました。

第1代表決定戦を制したのは、小山市・栃木市・エイジェック。3試合全て3点差以内の接戦を制して勝ち上がりました。少ないチャンスで確実に得点する勝負強さが光りました。ダブルエースの金城投手、河北投手が試合を作り、打線は髙岡選手の活躍が大きかったと思います。

小山市・栃木市・エイジェックは、前回の出場が初出場。大阪市・NTT西日本との初戦で好試合を見せましたが、勝利まではあと一歩届きませんでした。2回目の出場で東京ドーム初勝利を目指します。補強選手は投手1人、野手2人となりました。中島投手は二次予選の活躍が素晴らしく、樫村、野中両選手は実績十分の選手ということで、若い選手が多いチームにはいい補強になったのではと思います。初戦は7月24日第3試合、姫路市・日本製鉄瀬戸内との対戦です。1回戦最後の楽しみなカードとなりました。

北関東第2代表決定戦は、太田市・SUBARUと水戸市・茨城日産の対戦となりました。9回表まで茨城日産がリードする展開の中、SUBARUは9回裏に同点。そして10回にサヨナラ勝ちを収め、ドームへの切符を掴みました。9回先頭打者龍選手のスリーベースは素晴らしかったです。大会通して投手陣の安定感が光りました。

太田市・SUBARUは2年連続の出場。なかなか出場できない時期を乗り越えての連続出場です。元々投手力のあるチームですが、今大会はさらに投手2人を補強し、より投手陣を固めてきました。野手も打力のある生田目選手を補強しました。強固な布陣で臨む初戦は7月21日第1試合、福山市・倉敷市・JFE西日本との対戦です。大応援団も楽しみです。

今回はこの辺で。次回は南関東地区から見ていきます。

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