都市対抗二次予選振り返り⑤
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。都市対抗野球大会の開幕まで10日を切りました。真夏の祭典がいよいよやってきます。熱い戦いと迫力のスタンドを楽しみに待ちたいと思います。今回は西関東の二次予選から振り返っていきます。
西関東地区(代表枠2)
第1代表 横浜市 三菱重工East(2年連続14回目)
第2代表 横浜市 ENEOS(5年連続54回目)
昨年はENEOSが推薦出場だったので、結果として西関東地区からは3チームが出場しましたが、今年は代表決定リーグ戦に戻りました。ブロック決定トーナメントでは企業チーム3チームが勝ち上がりました。リーグ戦初戦では三菱重工Eastが勝利。山中選手、小栁選手の連続ホームラン、先発本間投手の好投がありました。続く2戦目は王手をかけた三菱重工Eastと、川崎市・東芝の対戦となりました。この試合でも三菱重工East打線が活発で、初回は江越(海)選手のホームラン、3回は小栁選手の2試合連続ホームランがありました。投げては先発大野投手が安定したピッチング。11-6で制した三菱重工Eastが第1代表を掴みました。
横浜市・三菱重工Eastは2年連続の出場になります。再編があって選手層が厚くなってから3年が経ち、昨年のベスト8を超えられるか注目です。補強で東芝の若手3選手を獲得し、さらに厚みを増した戦力にも注目したいと思います。初戦は7月24日第2試合、高岡市・伏木海陸運送との対戦です。好投手擁するチーム相手に強力打線がどう挑むか、とても楽しみです。
最終日に行われた第3戦、ENEOSと東芝の試合は、ENEOSが序盤から試合を優位に進めました。投げては先発の阿部投手、リリーフの加藤投手、柏原投手がそれぞれ好投。全国的に見ても最後の代表決定戦だったため、出場32チーム最後の代表権獲得となりました。
横浜市・ENEOSは5年連続の出場。なかなか出場できなかった苦しい時代を乗り越えて2年前は優勝。今年は2年ぶりの頂点を目指します。柱となる選手が抜けたとはいえ、今年も力上位のチーム力があります。こちらは東芝から経験のある2選手を補強しました。初戦は7月22日第3試合、豊川市・東海理化との対戦です。奇しくも予選の結果31番目に決まったチームと32番目に決まったチームの対戦となりました。どんな一戦になるか、楽しみにしたいと思います。
少しずつ夏の高校野球地方大会が各地で始まっています。私も何試合か現地で観戦してきましたが、今年も熱い夏が各地の球場にあります。そちらも追いかけつつ、社会人の熱いプレーも追いかけていけたらと思っています。それでは今回はこの辺りで失礼します。次回は東海地区です。