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3分で分かる!突如として現れた次世代SNS"clubhouse(クラブハウス)"のトリセツ
2021年1月26日、Twitterのトレンドに見るに不慣れなハッシュタグが飛び込んできた。
"clubhouse"
コロナ禍でまた都心のクラブが潰れたのか...
深掘りはせず、そんなことを思い浮かべながらインスタのストーリーを見ていると...
こちらでもフォローしている業界人がこの単語を次々にタイムラインに並べていた。
新しいSNS?現代版ラジオ?音声版Twitter?
いろんな形に称されていて私にはもう訳がわからず、百聞は一見にしかず!人伝えに招待権を受け始めてみることにした。
どうやって始めるの?
まず、アプリをインストールすれば良いのだろう。
こんな事くらいは、SNS世代の私には朝飯前。
光の速さでアプリをインストールし、英語で書かれたウェルカムメッセージを流し読み、電話番号の認証を終わらせユーザーネームの登録、よし!いざログイン!と思ったところで足止めを食らう。
「あなたのユーザーネームは予約されました!あとは、準備ができ次第メッセージを送ります。詳細を確認してください!(こんなニュアンス?)」
!?
Twitterに戻って再び情報を集める。
どうやらこのSNSは招待制らしい。一旦肩を落とす。
◯ここまでに分かったこと・始め方 ①App storeからアプリをダウンロードする。 ※現在iOS対応端末のみ(iPhone) ②電話番号認証をし、名前、アカウント名を決める。 ※使用されているアカウント名は不可。 ③別アカウントからアドレス帳(電話番号)を通じて招待を受ける。 ④再ログインして利用開始。
◯気を付けるべきこと ①名前は2度までしか変更できない。(最初に入ったトークグループで誰かが説明していた。) ②電話番号を招待者に誤って伝えると招待枠が1枠消えてしまう。
招待制って?
利用をスタートすると、さっそく1人につき2枠招待枠がもらえる。
(誰にバトンを渡すかワクワクしながら友達を連想する。)
自分のアドレス帳に入っている友達を選択し、決定をタップすると相手にショートメールが届き、権利が付与されるシステムになっていた。
今、この権利がフリマサイトで売買されているらしい。かなり闇深い。
◯ここまでで分かったこと ①招待枠は1人につき2枠 ※アプリ内のフォロワーが100人を超えると更に枠が増える。 ②招待は既存のアドレス帳を介して行う。 ※電話番号の登録がない相手の場合、まずはiPhoneのアドレス帳に電話番号の登録をしてから行う。
◯気をつけるべきこと ①選択を誤ると招待枠が消えてしまう。 ②知人以外から招待を受ける場合、個人情報の受け渡しが必要になってしまう。
さっそく使ってみた!
いくつかの山を乗り越え、ようやくログインをし、中をウロウロ徘徊してみる。
中は噂通り、音声版のTwitterのような仕様になっていた。
トークルームの中で、リアルタイムに会話ができ、アーカイブは残らない仕様のため、その瞬間を楽しむことができる。
昔、mixiのコミニティで、○○な人集まれ!みたいなのがあったけど、あれをチャットではなく音声でやっている感じと言ったら分かりやすいだろうか。
話しをしたい人はトークルームを作成し、話しを聞きたい人は、そのトークルームに参加すると言った流れだ。
私は最初にメンタリストのDAIGOが、何人かの著名人と会話をしているルームに入った。(初回にしてはなかなかシビアな内容で面白かった。笑)
◯ここまでで分かったこと ①話したい人はトークルームを作り、聞きたい人はトークルームに参加をする。 ②トークでの発言権は、トークルームの主催者が選定できる。 ③登録している業界人は、タレント、モデル、アーティスト、企業のCEOなどが多い印象。 ④アイコンの下にあるクラッカーマークは、アプリを初めて1週間以内であることを表す。(初心者)
禁止事項は?
"clubhouse"にはいくつかの禁止事項があるらしい。これまた英語表記で分かりづらいためスルーしがちだが、誤ると先日Twitter社がトランプ元大統領にとったようなアカウントBAN(停止)がなされる。
やっとのことで始めたにも関わらず、それは悲しいのでしっかりと確認しておきたいところ。
これがまたどれもやってしまいがちだから困った。
◯ここまでで分かったこと・禁止事項 ① 暴力、下品、わいせつ、ポルノ的な会話の禁止②録音はもちろん手元のメモも禁止 ③「オフレコを他で話すな」が参加者全員のルール、口外禁止
数時間使ってみた感想
想像以上に楽しいではないか!!!
芸能人同士のルームでは、TVや他メディアと比較して、アンオフィシャル感がたっぷりで新鮮だし、企業のCEOのルームからは、ビジネス書では得られない旨みを感じられた。
Twitterなどの他SNSと比較すると、匿名利用ではなくFacebookのようなオープン利用が目立つので、昨今問題となっている匿名での誹謗中傷なども起こりづらいと言える。(まあ、新しいものには何らかのネガティブもついてくるのだが。)
今後、アーティストがライブをしたり、質問やお悩み相談を募集したり、著名人の対談を生配信するなど、多方に展望して行きそうな予感もする。
また、トークルームでは新たな出会いの場になるのでは?と言った声もあった。
うん、それもまた面白い。
"clubhouse"
YouTuberのような人気プレイヤーが登場するのか?ビジネス利用はされるのか?なんと略され浸透するのか?など、気になることはまだまだ山積みだが、もう少しだけ様子をみるとしよう。