背泳ぎについて(入門編)
今回は背泳ぎ(入門編)について書いていきます。
背泳ぎはだいたいクロールの次に習う基礎的な泳ぎですが、好き嫌いがはっきり別れる泳ぎです。
それは4泳法の中で唯一上を向いて泳ぐ泳ぎだからです。
以前の記事で、水が苦手な人が克服しなくてはいけない部分の、「耳」を水の中にずっと入れておかなければなりません。
また水泳の呼吸の基本である
鼻から吐いて、口から吸う
ができていないと鼻から水を吸ってしまいます。
(ちなみに陸上であれば、だいたいの人は鼻から吸って、口から吐いてます)
水が苦手な人が嫌がる顔のパーツの3つの内2つ「耳」「鼻」の2つをなんとかしなければならないため、好き嫌いがはっきり別れます。
耳に関しては慣れていくしかないのですが、鼻に関しては対処法がいくつかあるのでご紹介します。(耳に関しては耳栓で対処が手っ取り早いです)
まずはスタートの仕方、浮き方です。
順を追って書いていくと
1 肩まで水につかる
2 頭を耳まで入れる
(目安は頭の半分くらいは水の中に入れる)
(アゴを引きすぎたり、出しすぎたりしないように、真上を見ましょう)
3 お腹を出しながら、後ろに向かって「ゆっくり」床、もしくは壁を蹴る
この3つの手順を行えば、ある程度顔が沈まずに浮かべるはずです。
そして、浮き始めよりも大事なのは「立ち方」です。
これは下向きで浮いた状態から立つのと、ほぼ同じ手順になります。
1 カラダをお腹の方へ小さくし、水の中に潜る
(この時に息を止める、もしくは吐くことも忘れないでください)
2 足をしっかり床に着く
3 立つ
立つ時には、この手順を順番通りに慌てずに確実にできるように練習しましょう。
背泳ぎの練習を始めるにあたっては、以上の手順に沿って「浮く」「立つ」を確実にできるように練習しましょう。
ここができて、次のステップ(初級編)に進みます。