クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 「BACK TO BASICSで勝利を」
NTTリーグワン2022-2023シーズンの第8節相模原ダイナボアーズ戦に向けてクボタスピアーズ船橋・東京ベイの試合前記者会見が行われました。
試合前の記者会見には根塚洸雅選手と木田晴斗選手が参加しました。
根塚選手「キャリー以外でも前に出る」
根塚選手は第6節と7節で後半相手チームに追い上げられたことに関して「そこまでネガティブに考えているわけではないのですが、バイウィークがあったので基本に立ち返りました。相手の弱点を突いて自分たちの強みを出せば自分たちらしく勝てる、そのためにミスを減らすことができればと思います」と述べ前2節を振り返りました。
今後の課題についての質問では「ハイボールキャッチは去年から取り組んでおり今シーズンはディフェンスのトラッキング、キャリーだけではなくアタッキングキックでエッジから蹴ることで前に進めることを練習しています」と答え「できていないところをさらにレベルアップしていきたいと思っています」と自己分析。
またバックス陣のポジション争いも激しい中で意識している点として「プレー面以外での試合後のフィードバックやコミュニケーション」を挙げ、サインプレーなら「このタイミングでほしい」と話し、センターとはディフェンスでのコミュニケーションを自分から進んで取ることを意識していると述べました。
スピアーズのカルチャーについては「新人でも思い切りやれる雰囲気があるのが一番です。チャレンジしてのミスなら何も言われないですし、入ってすぐに自分を表現しやすいチーム感がスピアーズの良さでルーキーが育っている証拠だと思います」とチームの雰囲気の良さが若手の活躍につながっているとコメント。「自分も新人らしさを持ってチャレンジしたいですがこれまで以上に後輩の面倒も見てリーダーシップも取りたい」とも話しました。
木田選手「試合で持っている力を出す」
現在リーグワン6トライで3位につけている木田選手ですが、バイウィークは地元に戻っていたそうで関西大倉学園のウェブサイトにその時の様子が掲載されています。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイで活躍の木田晴斗 母校に凱旋 – 関西大倉中学校・高等学校 (kankura.jp)
高校時代は山の中に多くあった階段をトレーニングで使い足腰を鍛えたという木田選手ですが、常に向上心を持ち続けそれが今でも生きていると話します。
「バイウィーク明けは6連戦になりますがチームとしても個人としても波に乗れるように、自分としてはトライを取れるように仕事をしたいと思います」と次戦以降に関して抱負を語ってくれました。
日本代表についての質問も出ましたが「今は自分の持っている力を試合で出すことで結果につながっていますし、まだ残りの試合がありますので活躍することを意識して試合で力を出すことが先で(代表に関しては)まだこれからの話です」と目の前の試合に集中すると話し、「長所のランはもっと磨いてハイパントキャッチもプレシーズンからしっかり練習しているので試合で発揮したいです。本番で力を発揮するために練習をしっかり行い自分のプレーに自信を持つ、それができれば流れをつかめるので試合に臨むために大事なことです」と述べました。
3年連続同一チームからの新人賞は?という質問に対しても「やはり意識はしますし3年連続で取りたいと思っています。根塚選手も同じポジションで熱が入りますし同じチームにいることは幸せだと思います」と意欲を見せました。
※ ちなみに最初にインタビューを受けた根塚選手も木田選手に関しては「フィジカルも強いし身体能力が高いです。ラグビーに対してもまっすぐです。ジュニアジャパンでも一緒で仲は良かったのですが、同じチームで良い刺激になっていますし彼がボールを持つとわくわくします。僕とは違った強さを前面に出したプレーヤーだと思いますが彼に負けたくないということもありますし相乗効果はありますね。味方にいると頼もしいですし相手だったら厄介な存在です」と答えています。
※ 木田選手が前節のトヨタヴェルブリッツ戦のトライで見せた体幹の強さについても中学までやっていて日本チャンピオンと小4で世界チャンピオン(極真空手 世界ジュニア選手権)になった空手で鍛えられたそうです。ラグビーは小5から始めたそうですがもともと球技好きで友達と小5の時にラグビースクールに行って楽しいということで始めたとのことでした。
次節の相模原ダイナボアーズ戦は2/19(日)14:30 えどりくでキックオフ。
今節はえどりく連勝記録を13に伸ばせるか、また今季負けなし(6勝1分)をキープできるかが注目です。
試合メンバーは以下の通りです。
1.海士広大
2.マルコム・マークス
3.北川賢吾
4.青木祐樹
5.デーヴィッド・ブルブリング
6.ピーター"ラピース"ラブスカフニ
7.末永健雄
8.ファウルア・マキシ
9.谷口和洋
10.バーナード・フォーリー
11.木田晴斗
12.リカス・プレトリアス
13.ハラトア・ヴァイレア
14.根塚洸雅
15.ゲラード・ファンデンヒーファー
16.スカルク・エラスマス
17.山本剣士
18.オペティ・ヘル
19.ヘル ウヴェ
20.トゥパ フィナウ
21.藤原忍
22.押川敦治
23.テアウパ シオネ
※テアウパシオネ選手は試合出場の場合リーグワン50キャップ達成
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