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クボタスピアーズ船橋・東京ベイ第9戦 「自分たちのやってきたことを出す」

NTTリーグワン2022-2023シーズンの第9節東芝ブレイブルーパス東京戦に向けてクボタスピアーズ船橋・東京ベイの試合前記者会見が行われました。
 
バイウィークをはさんでの前節は課題だった後半の戦い方をしっかり修正してきたスピアーズ。
 
今節は昨シーズン3位決定戦を戦ったブレイブルーパスとの試合になります。
  
試合前の記者会見には紙森陽太選手とハラトア・ヴァイレア選手が参加、それぞれの抱負を述べました。

紙森選手「小ささは強み」

紙森選手は昨シーズンの5月1日、えどりくでのウォーミングアップ中にケガをして以来の復帰戦で初のスターティングメンバーとなります。

木田選手やハラトア選手が活躍していたことについてはチームメイトとして嬉しく思ったという紙森選手。リハビリ中はチームのシステムをインプットして復帰してからチームに貢献できるように準備を行っていたそうです。

上半身のウェイトトレーニングを行いながらリハビリを続け、12月からスクラムを組み始め全体練習には1月から参加。腕回りは43㎝になりインナーの袖がきつくなっているとのことですがしっかり体を作っていた証拠です。

スピアーズの大型FWの中では172㎝105kgと小さいのですが大きい相手がいる中でもスキルを使い活躍できるようなマインドでやっている、試合では小ささを逆に強みとして持ち味の自分の低さを生かしたスクラムを組み、キャリーの部分でも大きい選手のひざ下に肩を当てることで低さをうまく使いタックルポイントをなくしてゲインしたいと話しました。

近畿大学出身の紙森選手は1学年上のブレイブルーパスの小鍛冶選手(天理大出身)とは関西大学リーグで3年間試合をしてきました。(ブレイブルーパスは)セットプレーを含めFWが強いイメージがありますがそこをドミネートしたい、相手のことを考えるのではなくアタックやディフェンスで自分たちのやってきたプレーを出したいと意気込みを語りました。

紙森選手「低さをうまく使う」【上記2点写真提供:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】


ハラトア選手「プレッシャーをかける」

ハラトア・ヴァイレア選手も同じく昨シーズンのケガから復帰して今シーズンは2試合目のスターティングメンバーとなります。

チームから離れリハビリを行ってきましたが、ケガ予防のために筋トレと並行してスクワットなど膝のリハビリメニューもコンディション維持のために続けているそうです。

アタック、ディフェンス、キックができることからスピアーズではセンターでプレーしていますが、大学時代はチーム事情もあり様々なポジションでプレーしていた経験から他のポジションのことも考えてプレーしているとのこと。アンストラクチャーになったときのプレーも楽しみです。

同じポジションでプレーするライアン・クロッティ選手のキャリーやディフェンスなどの動きも参考にしながら練習しているハラトア選手。次節のブレイブルーパス戦ではブレイブルーパスの13番でオールブラックスとフィジー代表経験のあるセタ・タマニバル選手とのマッチアップになりますが、フィジカル面で苦しい時はあってもアタックとディフェンスのどちらも相手にプレッシャーをかけてミスを誘いたいと試合に向けての抱負を述べました。

ハラトア選手「プレッシャーをかけてミスを誘う」【写真提供:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

nakafutoは紙森選手とハラトア選手のケガをスタジアムで実際に見て心配していました。両名が復帰してチームに力を与え活躍してくれるのが楽しみです。


東芝ブレイブルーパス東京戦は2/25(土)12:00えどりくでキックオフ。

SpoLiveでは昨年と同じようにすでに白熱した応援合戦が行われています。

今回もビジターチームとファンの皆さんを歓迎して、両チームの選手のひたむきなプレーに拍手を送りましょう。

スピアーズのメンバーは以下の通りです:

1.紙森陽太
2.マルコム・マークス 
3.松波昭哉 
4.青木祐樹 
5.デーヴィッド・ブルブリング
6.トゥパ フィナウ 
7.末永健雄 
8.ファウルア・マキシ
9.谷口和洋 
10.バーナード・フォーリー
11.木田晴斗
12.リカス・プレトリアス 
13.ハラトア・ヴァイレア 
14.根塚洸雅
15.ゲラード・ファンデンヒーファー
16.スカルク・エラスマス
17.山本剣士
18.オペティ・ヘル
19.ヘル・ウヴェ 
20.玉置将也
21.藤原忍
22.立川理道
23.テアウパ シオネ


※今節はえどりく連勝記録を「14」に伸ばせるか注目です。

※松波選手はトップリーグから通算50キャップとなります。

※紙森選手のお父さんはセコムでPRとしてプレーしました。お兄さんはユニチカで、弟さんは大阪経済大学でそれぞれPRとしてプレーしているPR一家です。お父さんからはほめられるというよりは「頑張ったな」と言われるそうです。



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