香川旅行記⑤津田の松原
香川旅行記、今回は津田の松原を取り上げます。
津田の松原
津田の松原は香川県東部の津田湾に面する松原です。
「日本の渚百選」にも選ばれた白砂青松の景勝地。
県立公園としても、瀬戸内海国立公園としても指定されている「琴林公園」の中に、松原が広がっています。
総延長800mの中に、クロマツ約2500本の松原が約1キロメートルに渡って続いています。
中には樹齢600年を超える老松もあるそうです。
津田の松原は、江戸時代初期に岩清水八幡宮の防風林として植えられたのが始まりとされています。
夏には県下最大の津田の松原海水浴場として、多くの客で賑わいます。
水も比較的綺麗で、白砂と松の景色を楽しみながら、海水浴も楽しめるという贅沢な環境です!
松原とは?
ところで、日本には「津田の松原」以外にも、様々な「松原」がありますよね。
「松原」とは、松の生い茂る林。
生命力の強い松の木は、防風林として植えられることも多かったそうです。
その他にも、海岸沿いに天然の松林が形成されていることもあります。
日本三大松原、ご紹介しましょう!
日本三大松原①三保の松原(静岡県)
松原といえば、あまりにも有名なのが三保の松原。
日本三大松原の一つ。
世界文化遺産に登録されています。
総延長7kmの範囲に約3万本の松が生い茂っています。
羽衣伝説の地でもあり、浜には天女が降りてきて羽衣をかけたという「羽衣の松」もあります。
日本三大松原②虹の松原(佐賀県)
佐賀県東部の唐津市内、唐津湾にある虹の松原。
全長4.5km、幅約500mの中に約100万本のクロマツがあり、日本最大級の松原です。
日本三大松原③気比の松原(福井県)
敦賀湾の最奥に広がる気比の松原。
長さ1.5km、広さ40ヘクタールの面積に約1万7千もの松(アカマツ)があります。
「万葉集」や「日本書記」にも登場する景勝地。
まとめ
日本三大松原は知っていましたが、「津田の松原」は今回初めて知りました。
有名な観光スポットまで行かなくても、十分綺麗な松原と海を楽しめるおすすめ穴場スポットです!
全国にはこのように、松と海の絶妙なコントラストを誇る、「松原」が沢山あります。
いつかぜひ、「松原」巡りをしてみたいものです!