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15歳で、オーストラリアで迷子になった話。


今回は、私の英語の原点とも言える、オーストラリアでホームステイした際に、迷子になったお話を書かせていただきます。


高校1年でオーストラリアにホームステイ

マンリービーチ(引用:Wikipedia)

今から約16年ほど前のことになります。

当時15歳・高校1年生だった私は、オーストラリアに3週間ホームステイする機会をいただきました。

はじめて1人で外国に住むことになり、内心とてもドキドキしていましたが、幸いにしてオーストラリアはとても治安が良く、自然豊かな素敵な場所でした。

ホストファミリーの方々は優しく、提携先の語学学校も日本人が多かったため、思っていたよりもすんなりと現地の生活に入れたのは、とてもありがたいことだったと思います。

学校があったのは、マンリー
シドニーから車で30分くらいのところにある、海辺の美しい街です。

ちょうど8月の夏休みの時期に滞在したのですが、現地は日本とは逆で冬。

それでも気温は20度前後と温かく、サーフィンをする方もいらっしゃいました。

語学学校には非英語圏の様々な国の学生たちが集まっていました。
台湾ドイツモロッコスペイン日本

時々、カルチャーショックやホームシックから体調を崩してしまう日本人の子もいましたが、ありがたくも私は3週間を楽しく過ごすことができました。



人生最大のピンチ!


そんな私でも、人生最大のピンチがやってきました。

なんと、学校に通い始めて2日目。
ホームステイ先に帰る時、バスを乗り過ごしてしまい、迷子になってしまったのです!

迷子になった理由。

オーストラリアではバスの停留所のアナウンスがなく、自分で景色を覚えておいて、降りる場所の近くになったら降車ボタンを押す、という仕組みでした。

ところが、バスから見える景色は全て似たような住宅街。

乗った場所から何番目の停留所か数えておけばよかったのですが、うっかりしているうちに、分からなくなってしまったのです。

どう考えても降りる場所を逃してしまったな、と気づいたのは、降りる予定だったバス停から4つほど離れた時。
急いで降車ボタンを押し、バスを降りました。

降りたは良いものの、その場所がどこだか全く分からない。

通るのは車ばかりで、道を歩いている人もいない。

これは早くも、人生最大のピンチが来た!
英語圏で、迷子になった!!

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