【月刊お気楽フリーランス論 sidestory#14】忙しそうな人は、いつ寝ているのか。

株式会社ケロジャパンの吉河です。ぼんやりしていたら、あっという間に1月もあと1週間を切ってしまいました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

寒いのと暑いのと、どちらがイヤかと言われたら、全力で寒いの。寒い冬は延々とコタツやふとんの中でぼんやりしていて、これは子供の頃からそう。しかも筋金入りの夜ふかしで、テレビの深夜番組はもとより、オールナイトニッポンを2部までリアタイで聴く毎日でした。今はアマプラかネトフリかユーチューブの魔窟に入り込んで、だいたい遭難しています。

自分だけ夜があと12時間くらいあったらいいのに、と真剣に願うほど。見たいものが多すぎる!!!!!!　動画を倍速で見てもまだまだ追いつかない。しかも見た内容を忘れちゃう。

最近の悩みは、忘れるくらいなら見た意味あるのかということです。といって、意味はあるに違いないと信じて、今日もあれこれ手を出すのですが。本も積み上がるばかりだし、いつになったら読めるのか。寝ている間に頭のなかに入る技はないものか。トホホ。

明け方になると、「いったん寝るか」「このまま起きていたほうがいいのか」悩む瞬間が訪れます。いや寝ろ。

一応スマホでアラームをセットしていても、そのセット時刻は「8:00」「8:15」「8:30」「9:00」なんて、もう一発で起きられない気満タンです。そんな時、アラームの音に混じってかかってくる電話は、中川。

ま、バレますよね……。なんで寝起きってバレるんでしょうか。いちおう深呼吸して、起きてたもんね、起きてたもんね、と自己暗示をかけ、平静をよそおって電話に出るのに、「寝てた？」と爽やかな中川の声が耳にまぶしい。

「う、うん、大丈夫だよ」

寝起きってバレない発声法、誰か知ってたらぜひ教えてください。

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意外に思われることがあるのですが、中川はそれほど遅くまで仕事をしていません。だって飲みたいから。そして、飲んだらもう仕事には戻れないから。

飲むときは後のことを気にせずガッツリ飲む。「このあと仕事だから…」といってノンアルコール、なんていうことは中川に限ってない。

そのかわり、仕事がたくさんある時は、朝がモーレツに早い。夜はスイッチが自動的にオフになり、お酒を飲んで寝る。はしご酒をしても、次のお店で寝落ちするので、結果的に寝る時間が確保されている。朝は朝で自動的にオンになる。なので、案外ちゃんと寝ています。

切り替えがナチュラルにできる人、きちんと寝て（それが酔っ払って眠りこけているものだとさしても）きちんと起きられる人っていうのは、集中力があるということでもあるのでしょう。仕事をこなすのも早いんだろうな、と思わされます。

ま、でもこれが可能なのって、　中川が二日酔いにならないからだと思うんだ。中川が二日酔いになってるのって見たことないけど、これは徹頭徹尾ビール党だから？　ビールって二日酔いならないの？　中川の肝臓がありえないくらい強いの？　いずれにせよ自分の性質を知ることって大事ですよね。次の日の朝てんこ盛り仕事があるとしても、夜はガンガン飲めるなんて芸当、私は怖くて、そんな飲めないよ……。

私も夜はスイッチが切れるタイプだし、ご飯を食べたらもう仕事には戻れない。その意味で、仕事とそうでない時のオンオフははっきりしています。でも夜、中川は結構パタンと寝るけど、私は延々と起きている。

夜ふかしだから、深夜や早朝といったヘンな時間でも、電話もメールも繋がるよ！　…なんって書いてみたけれど、そんなヘンな時間にやり取りしなくちゃいけないことなんて、基本ありません。結局寝不足のぶんはどこかでツケがまわるわけで、朝早くから仕事をしたほうが充実感をおぼえるの、ちゃんと知ってる。

というわけで、今年は朝爽やかな人になるべく、3時までには寝る、ということを抱負にしたいと思います。そう、3時。え、いや、ほら、できそうな目標をたてるのが大事っていうやん、、な。

――（2021/1/25）――