![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/46367433/rectangle_large_type_2_d9a53692eb0c689c101428c059573a33.jpg?width=1200)
何か仕事を始めたら「中核メンバー」になるべき。「デキる人」風の振る舞いを心がけよう【月刊(本当は週刊だけど)お気楽フリーランス論Vol.21】あと、人生ガラリと変えるのもアリよ
なんだよ新型コロナウイルスゥ~! ワシ、2020年8月31日をもってセミリタイアし、以後アメリカに住みつつ、世界各国好き放題ローシーズンに激安旅行をする人生を送って、年間1ヶ月半ぐらいはタイに住みたかったのに行けねぇじゃないかよぉぉぉ!
まぁ、そんな状況ではありますが、コロナのせいでタイに行けなかったものの佐賀県唐津市に住むことができました。これはこれで新たな出会いがあったりして非常に楽しいので結果オーライですね。皆さまも「ガラリと人生を変える」は怖いかもしれませんが、何度かやってもいいかもしれませんよ。そこらへんについては最後に述べますね。いや、オレは「ガラリと人生を変える」はこれまでに【1】新卒で入った博報堂を辞める【2】紙メディアからウェブメディアに主軸を移す【3】ウェブの空気感に詳しい「先生様」になる【4】東京を離れ唐津に行く、の4回やりましたが、全部「やって良かった……」というのが結論です。変える度に人生が良くなる。
写真は唐津の屋台街の昼間の様子です。これが夜は電気がつき、活気が出てきます。まだまだコロナのクソ野郎のせいで本格的な活気とは遠い状況にはあるものの、各店の店主は呑兵衛をもてなすべく頑張っております。
さて、「中核メンバー」ですよ。別に妙な左翼みたいな話をしたいのではなく、何らかのプロジェクトが開始した場合、その中枢に入り込み、好き放題やると、人生が開ける、という話をまずはします。
不安定な仕事に足を突っ込め! 火中の栗を拾うべし!
というか、仕事を新たに開始するのであれば、「すでに色々な枠組み等がガシッと決まった仕事」よりは、「まだまだ色々あやふやな仕事」をGETしてしまった方がいいです。もしかしたらカネは少ないかもしれませんが、ここで新しいことをやり、その仕事を成長させたらあなたは一気にその分野のスターダムにのし上がることができる。
夢物語的話ですが、要するに「ブルーオーシャン戦略」ってヤツです。何を好きこのんで茨の道を進むのか! 多くの人が「ケッ、オレ様にこんなしょぼい仕事させやがって」みたいな仕事を率先してやれば、意外と道は切り開けてくると思います。
そして現在のワシですよ。「セミリタイアしました」なんて言っているものの、昨日佐賀県嬉野市の嬉野温泉の温泉街で農家の方と悪だくみをしたのですが、これって案外これから「来る」かもしれません。
「森のアスパラ」を作っている安東浩太朗さんと一緒に、「黄ニラ」を作ろうとしているのですが、これはもしも当たったらデカい。安東さん曰く「難しいです」とのことですが、トライはしたいです。安東さんが苗を植えたりするのを私は手伝いに行こうと思っており、主に私はPRが主軸となりますが、なんとかうまくやっていければ、と思っています。黄ニラ、本当にウマいんですよ……。コレは私は世界一中国料理・タイ料理に合う野菜だと思っています。以下は黄ニラと厚揚げと豚ひき肉の炒め物です。
あと、安東さんのアスパラで作ったアスパラベーコン、本当にウマかったです!
さて、本稿の主題ですが「とにかく中核メンバーになれ」という件。そして中核メンバーになれたからには「デキる人」的な振る舞いをしよう! ということを主張したいです。「デキる人」というのは実際は「デキるか分からない人」でもあるのですが、とにかく新プロジェクトが始まった時というのは、誰もが不安で仕方がありません。そんな時に重要なのは「なんかよくわからないけどビビってない人」の存在です。
今回はけっこう高等テク的な話になりますが、私がNEWSポストセブンの編集者として小学館に乗り込んだ時の話をしてみます。いや、正直私だって相当ビビってましたよ。だって出版業界のBIG3の一角(他は講談社・集英社)のネット戦略をオレみたいな野良フリーランスが一から立ち上げるための中核メンバーになったのですから、コレはヤバい。
「中核メンバー」になると人生は変わる
ただ、この「立ち上げ時の中核メンバー」に2010年5月以降なったことにより、2021年2月末の今でも同社とは濃厚に仕事をさせていただいております。いやぁ、本当に中核メンバー、そして「立ち上げメンバー」になって良かったです!!
さて、ここからはフリーランスが請け負うべき役割について述べます。フリーランスに対して話が来る場合、大抵の場合は「面倒な野良仕事を押し付ける」となります。
その一方、「我が社ではまったく対処できない業務に外部の専門家を招聘する」という側面もあります。これがまさに私とNEWSポストセブンの関係性になります。
私は元々『テレビブロス』という雑誌の編集をしていたのですが、ひょんなことからサイバーエージェント社が運営する「アメーバニュース」の編集者になります。サイバー社って「とにかく仕事をしてくれればいい」という考えの会社で、オレみたいな「野良編集者」であっても重宝してくれる。
サイバーエージェントの藤田晋社長は紙メディアの編集者に対して敬意を持ってくださっていました。だからオレに仕事を色々くれたし、まさかのアメーバニュースの「筆頭編集者」的役割に置いてくれた。藤田さん、あなた頭おかしいの? とは思ったものの、「僕と年齢一緒(32歳)だし、まぁ、この人、信用できるんじゃないの?」と思ってくれたのだと思います。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?