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【月刊お気楽フリーランス論 Vol.4】仕事の取り方・営業不要論/フリー同士は仲良くすべきか?論

ただいま、絶賛引越真っ最中です。11月1日、佐賀県に行きます。セミリタイアをしたとはいえ、40本ほどの連載はあるので、仕事はまだ続けます。今回は、前回と似たような話になりますが、仕事をいかに取るか、という話の深掘りと、フリーランスにとっての5大議論のうちの2つ。「営業はするべきか?」と「フリー同士は仲良くすべきか」についてです。残りの議論は「ギャラ交渉はすべきか」「青色申告か白色申告かはたまた法人化するか」「仕事は断るべきか」ではないでしょうか。これらについてはいずれまた。

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この写真はフリーになりたて、2002年の私の事務所の様子です。当時はFAXがよく使われていました。テレビブロスで担当していた光浦靖子さんは原稿は手書きで、それをFAXで送ってくれていました。

さて、今回は2つ目のテーマである「営業はするべきか?」から入ります。私はこれまでに3回営業をしたことはありますが、その他の1000個ほど(数は適当。でもそれぐらいはある)はあちらから勝手に来た仕事です。原則として覚えておきたいのはコレです。

人は困っているから誰かに仕事を華麗にスルーパスする

誰かにパスをしたところでその人は「は~、オレの仕事、これで7割方片付いた。カネはかかるけど、オレの時間と手間の方が大事だからな。良かった良かった。他人に押し付けられたウヒヒ」となり、その方は新たな価値を創造する仕事に取り組めるのです。

そういうわけで、私は営業をするべきか? しないべきか? という議論については「『するな』、とは言わないが、『しなくてもいい』状態を作れ」という結論に至っています。そのためにはどんな人生を送るべきか。そこをまずは考えていきましょう。

「しなくてもいい状態」とは、「よくわからないけど『これ、できる?』と常に依頼が舞い込む状態」を意味します。その時に最も重要なのは、「カネを握っている人と良い人間関係を築いている」ということに尽きます。マジでこれしかない。

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