働き方用語アップデート：残業

言葉としては「本来やらなければならないことを時間内に完了することができず、残ってしまった仕事」という感じですが、実際には既定の労働時間を超えて仕事をするその時間のことを指してますよね。

確かに、仕事には期日のあるものもあり、それが期日通り終わらなければ本来の労働時間を超えてそれを終えなければならないこともあるでしょう。

でも、多くの「残業」は特に期日があるわけではなく、ただただ積み重なって膨れ上がってしまった「やらなくてはいけないこと」をこなす作業になっているのではないでしょうか。

そもそも毎日毎日残業があるというのは、その人の能力の問題もあるでしょうが、その人の能力に合わない仕事を与えているマネジメントの問題でもあります。

「本当に勤務時間を超過してやるべき仕事なのか？」これは日々自らに問いかけなくてはいけないのだと思います。本当の「残業」なのか、それとも必ずしもこの時間にやらなくてもいい仕事をやっているだけなのか…。