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年末年始、日本に行ってました

最近サボリまくって全然書いていませんでした…。ですが、Facebook に投稿してたら、これはもっと詳細を書いておかねば!と思ったので久々の note です。

実は、年末年始は日本で過ごしていました。

チケットは夏にオリンピック観戦で日本に行く時に取っていた航空券を、オリンピックが無観客と分かった時点で年末年始の日本行きに時期を変更していたもの。のつもりだったのですが、ご存じのようにオミクロン株の拡がりのため、アメリカからの入国の場合、最初の 3 日は指定場所での待機が求められることになり(その後カリフォルニアは 6 日の待機へと強化されましたが、滑り込みセーフ!)、12 月 29 日に日本に到着する自分は年明けを一人で迎えることに…。それはさすがに悲しい!と思い、直前に日程を 1 日前倒し。元々のチケットをまた一旦キャンセルして、新たに日本行き片道のチケットをとりました。というのも、正直色々なことがどうなるか分かっていなかったので(例えば陽性になって最初の 2 週間ずっと隔離になったり、とか)、帰りのチケットは別で取ろうと思っていたのです。

ただ、旅行をよくされる方ならご存じの通り、片道チケットは通常、往復の料金よりもたいぶ高めに設定されています。そこで白羽の矢を立てたのが、ロサンゼルスに就航したばかりの ZIPAIR。自分が住んでるのはサンノゼの近くなので乗り継ぎが必要にはなるものの、LAX - SJC は 100 ドル足らずなので、それを足しても ZIPAIR の料金は魅力的。今チェックしましたが、NRT - LAX の料金(片道)はほぼ 35,440 円。SFO - TYO は安い時でも 1,000 ドル(往復)くらいの感覚なので、往復にしてもかなり魅力的な価格設定。それが片道でも買えるなんて、本当に画期的なわけです。

この ZIPAIR については、別途書きました

成田入国プロセスの凄さ

ここには書いていませんでしたが、実は 2020 年は 2 回日本に帰っていました。2 週間の待機期間はあったものの、毎日体調を確認する電話がかかってくるくらいで、 私生活を覗かれている感はありませんでした。が、2021 年 1 月以降は仕組がより整って、位置確認ができるアプリでの居場所報告やビデオ電話がかかってくる仕組みもできて、より管理されている感が高まりました。すごく何かが変わったか、というとそうでもないのですが、空港で入国にかかる時間が長くなったり、事前のテストが必要になったりもして、とうとう 2021 年は年末まで一度も帰らないということに。ほぼ 1 年日本に行かなかったのは、これまでで一番長い期間だったかもしれません。

2020 年に帰ったときも、書類チェック、唾液検査、結果待ちエリアに入るまでの書類チェック、検査結果報告、くらいのチェックポイントはありました。それが 2021 年末の来日ではさらにパワーアップ。まずゲートを出たところで列に並び待機(この時点でけっこう待ちました…)、全員がまとまったところでチェックするエリアにまとめて移動、そして書類チェック、唾液検査、アプリのインストールチェック、アプリ設定チェック、などなど。とにかくチェックポイントがたくさんで、それぞれに人がたくさんいて、すごい規模で対応してるんだな、と感心。ゲーミフィケーション感覚w

噂には聞いていましたが、番号を呼ばれて待機場所に移動する際も、どこに行くかは教えてもらえず。しかし係員の人が持っていた紙に「税務大学校」と書いてあったのを自分は見逃しませんでしたよ…。

成田に着陸したのは午後 2 時半くらいでしたが、税務大学校に着いたのは午後 8 時半頃。空港から和光までは 1 時間半くらいかかった、のかな?でも自分にとっては深夜だったのでバスの中でぐっすり寝てました…。

税務大学校の寮すごい

成田の入国プロセスはすでに 2 年くらいの経験があってかなりこなれているというか、極めた感があったわけですが、ここのオペレーションは始まってから 1 カ月足らず。おそらくこれまでの経験とは全く違う仕事をされている方が多かったと思うので、大変だと思います。それでも、受付からエレベーターまで荷物を運ぶのを手伝う係の人がいたりして、頑張った!と思います。普段はないであろうテレビが部屋にあったり、Wi-Fi ルーターの貸し出しなどもあって、特に不自由はない感じ。

テレビは、小さいですが、持ち運びできるタイプだったので、風呂に浸かりながらテレビを楽しむことも可能。(日本に行ったらまずしたいことの一つ、深いバスタブに浸かる!これが待機場所でできたのは嬉しかったです。)

部屋に入ると、ベットの上のふとんが畳まれた状態で、シーツや布団カバーが横に置いてあるのは、「おお、なんか久々!!新鮮!w」って思いました。たぶんあの施設は外国人の人は送り込まれてないのかもしれませんね…。だって、ふとんに布団カバーをかけて、って、日本人じゃないとわからないですよね、たぶんw。

思えば様々な条件分岐でここに来ることになってるんだと思うんです。食事制限の有無、一緒に来た人がいるかいないか、喫煙・非喫煙、などなど。到着空港や到着日によっても違うでしょうから一概には言えませんがね…。

さてさて、とにかく部屋から出てはいけないし、せっかくあるのにバルコニーに出ることも許されない 3 日間。でもテレビは見られるし、Wi-Fi 環境はあるので特に困ったことにはなりませんでした。一歩も家から出ずに過ごしても大丈夫な人間で、助かりましたw。とはいえ、持て余すは持て余します…。上述の通り、風呂に浸かるのが楽しみの一つ…。そんなに広くないユニットバスでw。

まあ、そういう状態なので、自然と、食事は楽しみの一つでした。内容については賛否両論あると思いますが、自分は特に困りませんでした。まあ、あれが 1 週間続くと言われたら若干悲しい気分になるかもしれませんけれども…。

夜は丼のようなもの。ご飯の上におかずが乗っているタイプの弁当とインスタンド味噌汁、お茶パック。初日はチンジャオロースー的なものが乗ってました。2 日目は肉野菜炒め、3 日目はカツ丼。(カツ丼、すごく嬉しかったw)お湯は部屋にあるポットで沸かせるので、味噌汁はあったかいわけですが、お弁当自体は冷たい感じ。自分、意外とお弁当の冷たいご飯もイケるので大丈夫でしたがw、冷たいご飯苦手な人にはつらいでしょうね。電子レンジがあって温められたらずいぶん違うのでしょうが。

朝はパン 2 つ。しょっぱい系と甘い系 1 つずつ。それにフルーツ&野菜ジュースのパック。

そして昼が一番普通のお弁当(とインスタント味噌汁とお茶パック)。おかずがいっぱい入っていて、そこそこ満足。

食べ物も、宿泊施設の環境も、場所によってかなりまちまちのようなので、当たり外れはありますが、これを無料で提供しているのってすごいことだなーと感心、そして感謝の気持ちでした。

濃厚接触者の疑い?

実は滞在中にメールやアプリでのメッセージが来て、濃厚接触者の疑いがある、と連絡が来ました。濃厚接触者の定義が自分の到着日前日から変更されていて、「それでも当たってしまったか…」と思ったわけですが、結局その後は特に連絡なく、3 日で出られることに…。あれで 2 週間滞在になっていたら、さすがに落ち込んだと思います…。本当によかった…。

そして再び成田へ

そして大晦日の朝、7 時前に一斉放送。(ちなみに、食事が配膳されると、その旨の連絡も館内一斉放送。入ったことないですけど、軍隊のような生活w)テストキットを部屋の外に置いた旨。早速唾液ととって、これまで部屋の外に設置された紙コップに検体のケースを置いて。あとは朝食、ランチ、と続いて、結果の電話待ち。けっこうギリギリまで掛かってこず、まさか!?と思いましたが、無事陰性でしたの報告電話があり、30分くらいで迎えにいきます、とのこと。チェックアウトから成田へのバスに移動するプロセスも密にならないようにしているため、時間はかかってしまいますね。でも、これで終わりだ!と思えば、ちょっとの待ち時間はもう気にならない!しかも大晦日の外環はとても空いていて、成田まで 1 時間ちょっとで到着しちゃいました。すごい。そしてうちの家族の車がちょうど同じ頃到着。驚くほど効率的に親の家にたどり着けました。

今後への備忘録

人にもよると思いますし、到着地、到着ターミナル、時期、その他の条件でいろいろ違ってくると思うので、一概にこれが正解とは言えませんが、自分の今回の経験から残しておきたい今後へのメモとしては…

  • 全体的に、まとめて移動することが多いので、最後の人まで待たないといけない。よって、「早く空港内に入れば入国審査が早く通れる」みたいなことはない。むしろ、頑張って早く通ったところで一番遅い人を待たないといけないので、むしろ長い時間待つことになる。要は「慌てるな」ということ。

  • これは自分も人から聞いていたことですが、待機場所によって食べ物・飲み物に差がある。お茶が出るところもあれば、水しか出ないところもある。空港で時間のあるうちに、好きなドリンクを購入しておく。自分はこれでお茶・水のペットボトルを買っておいて、とても助かった。(ちなみに自分の部屋には水のペットボトルが 3 本置いてありました。)

  • 人から聞かれたこと:「おやつはないの?」。ありませんw。おやつが欲しい人は持っていくことをおすすめしますw。

  • 風呂が好きな自分にとっては、日本の深いバスタブを楽しむ貴重な機会なので、入浴剤を持っていくとか。

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