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81日目

第1回離婚調停。

今日9:00から裁判所において離婚調停が行われる。
予定時間の10分前に裁判所受付で説明を受け、申立人待合室で待つ。
少しばかり緊張している。
どのような話し合いになるのだろうか。また、離婚調停とはどんな流れで進むのだろうか。

受付で、
「今日、裁判官予定者が見学をさせていただきたいのですが。特に何も話すことはなくはただ座っているだけなので。よろしいでしょうか?」
と言われた。

ちょっと躊躇したが、知らない人がただ座っているだけなら、裁判官と一緒だ。
「・・・構いません」と答えた。

時間になったが、誰も呼びに来ない。不思議に思い、予定を再度確認する。

・・・9:30からだった。

時間を間違えて30分も前に来てしまったのだ。
気持ちが焦っていたのだろうか。
仕方がないので、パソコンを開いて仕事をし始める。

9:25に弁護士がやってきた。書類にサインとハンコが必要とのことで、待合室で処理をする。

9:30過ぎに番号での呼び出しがかかる。弁護士と一緒に、調停室に入室すると初老の男性担当官とベテランの雰囲気が漂うふくよかな女性担当官が居た。
女性担当官は、ハリー・ポッターに出てきたロンのお母さんのような感じだった。

はじめに、(彼女と)「同席しますか?」
と聞かれたので、「別に構いません」と答えた。
正直会いたくはなかったが、向こうはどうなのかと思って言ってみた。
すると、相手方は会いたくないそうで、別室のまま話をすすめて行くことになった。

調停についての説明を初老の男性担当官から受ける。
事前にインターネットで勉強してきた自分にとっては、さほど珍しいものではなかった。ほぼインターネットで見た資料通りのことを説明された。

30分ずつヒアリングを行い、決めていくそうだ。
なぜ、申立をしたのか?と聞かれたので、証拠を見せたほうが早いかと思い、「(証拠が)必要であれば、今持っていますが」
というと、
「そこまでしなくても結構です。お話だけで」
というのでこれまでの経緯などを話をした。

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