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環境問題という誤謬

ほんとに温暖化のこと考えている?

地球温暖化について疑問を持ち始めるとキリがない。そもそも、これは環境問題ではなく政治問題であり、それに踊らされているだけだからだ。

しかし、多くの日本人はそこに疑問も持たず、エコだと言って消費活動を行なっている

そもそも、その消費要りますか?

本当にエコを目指すなら、消費活動そのものをやめればい。一つの消費活動に背景には、膨大な無駄が発生していることを知らなければならない。

我々が思っているエコなどは全く環境になど配慮していない。ものが売れなくなっている現代において、消費行動を促すために行われているのが、エコの実態だ。

エコロジーではなく、エコノミーなのだ。

本当はエコなレジ袋

例えば、エコバック。

レジ袋が環境に悪いからと、廃止された。
しかし、漂流・漂着ゴミに占める割合も低く、サーマルリサイクルによって無駄がない。(ちなみに海岸線に落ちているのは、レジ袋ではなく、ペットボトルやポリエチレンボトル。ペットボトルの方がよっぽど環境には良くないが、議論に上ってこない。最近ようやくプラスチック廃止の動きは出ているが)

レジ袋は、家庭において個室に設置されたゴミ箱のゴミをまとめる役割として重宝されたり、頂き物を分けるときにも利用できるなど、全く無駄がない。多くの一般家庭ではそうして使用されてきた。

利用シーンが2度3度あるため、その時点でリサイクルの役割を果たしている。また、焼却してしまえば一切何も残らないばかりか、焼却効率を上げるメリットもあった。

しかし、スーパーやデパートでは、コストでしかない。しかも、在庫を抱えなければならず、事業経費を圧迫する。彼らにとっては、やめたいサービスだった。ただ、そんなことを大っぴらには言えない。だから、環境問題に話をすり替えて、見事袋を買わせることに成功した。

現在販売しているエコバックや買い物カゴの方が、再利用はしづらく、処理も難しい

それが、エコの実態だ。

太陽光パネルの環境に対する危険性

もう一つ、太陽光パネル。

自然エネルギーとして太陽光パネルが、至る所で設置されたが、火力発電によって変わるほどではない。結局のところ電気事業連合会に加盟している各地域の電力会社が、電力を供給し続けている。

民間のエネルギー会社なども一時期増えたが、いまは落ち着いている。

なぜかと言うと、売電価格が変更され、民家事業者の参入が難しくなったからだ。売電価格というのは不思議なもので、その時契約した価格が基本となり、大きく変動はしない。だから、最も売電価格が高かった時期に契約していれば利益が出るし、低ければ利益は出ない。

一時期、太陽光パネルの設置に国から補助金が出ており、その時期にオール電化で太陽光パネルを乗せた家は、エコのモデルハウスだった。

しかし、太陽光パネルには寿命がある。大体20年から30年程度と言われている。

年数が経てば、必然的に発電効率は落ちる。経年劣化による故障もある。また、30年以上持ったとしても、家自体の建て替えや取り壊しもあり得る。

ただ、今はその状況にないだけ。

2040年には、大量に廃棄されるであろう太陽光パネルの処分問題が発生する。というか、すでにその懸念がある。

環境問題を論じる事が問題

一時的な環境に対する配慮は、その後、数十年かけて新たな環境問題を生み出す要因となっている。

環境問題を論じることそれ自体が、環境問題を生み出している。

環境問題など、意識しない自然な生き方(自分で作ったものを食べ、必要最低限の生活をする日本人古来の生き方)こそが、環境問題に対する唯一の手段である。

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中江兆史
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