親が勉強しろというが、お前が言うな
大抵の親は、自分は勉強しないくせに子には勉強しろという。
本当に勉強している親であれば、子どもは自然と親を真似して勉強し始めるものだ。
自分がしないことを子どもに押し付けることは、親心などではない。
親のエゴだ。
時代は変わる
自分も親になって見て初めてわかった。
子どもには幸せになってほしいと願うが、自分が通ってきた道が必ずしも正しいこととは限らい。
そして、それを子どもに押し付けるような真似ができないということだ。
それをしたところで、子どもは幸せにはならない。
時代は変わる。しかも30年周期で。
元に戻るのが約60年。
これは古くは中国から、そして日本に入り陰陽五行として暦のもとになった考え方だ。
日本の24節句や大安や仏滅などはこの思想からよるもの。
還暦というのは歴が一巡することを指す。
60年で0に戻るから還暦なのだ。
だから、30年周期で時代が反転する。
そのことがわかってから、より子どもには自分のやりたいようにすべきだと思うようになった。
大学はテクニックで入学できる
日本の大学は、テクニックで入学できる。
しかし、アメリカの大学はそうはいかない。
文武両道でしかも、社会性もなければならない。
だから、海外からの評価は低い。
日本の大学入試はペーパーテスト。
しかもマークシート。
面接をするところもあるが、それは形式的なものに過ぎない。
そして、みんなそれがわかっている。
これは、ゲームと一緒だ。
一定のルールに従うという点では、紛れもなくゲームだ。
だから、攻略法がある。
偏差値も短期間で10〜20は上げられる。
偏差値のことをよく知っていれば、そんなことは簡単。
塾では、大学受験がテクニックなのを知っているので、そのテクニックを学生帯に教える。
そして進学率を上げる。実績による完全にビジネスだ。
Youtubeを見ろ!
もし、子どもにいい大学に行かせようと思うのであれば、今ならYouTubeを見せるべきだ。
最近の親は、「うちの子、Youtubeばっかり見ていて勉強しないのよね」という。
そもそも、日本の教育は大学に行くことが目的としたカリキュラムになっているのだから、学校の勉強をしなければ、大学に行けない。
と信じている親が実に多い。
先程述べたが、大学受験はテクニックだ。
Youtubeをみれば、それが一目瞭然。
たくさんの攻略法を教えてくれる。しかも無料で。
高い塾の費用を払わずともYoutubeで事が済んでします。
我々が子供の頃、Youtubeはなかった。
だから、学校の勉強をしなければならなかった。
学校の勉強ではテクニックまで教えてくれなかったから、塾が生まれた。
そして、みんな塾に行ってテクニックを学んだ。
だから、子どもに勉強しろというのはおかしい
ちゃんと勉強してきた人はいない。
今の子のほうが、自分で選択肢情報を得られる分だけ勉強できる環境にいる。
選択肢は、我々よりも遥かに多い。
子どもに押しるべきは、正しい判断を出来るようにすること。
そのことだけは、人からしか教えられない。
倫理道徳や価値観を教えるのは、宗教なのだが、日本の場合生活の中でそれを教えていかなければならない。
なぜなら、日本人に宗教心のある人がいないからだ。
人が本当に学ぶべきものは、微分積分や三角関数、過去進行形や歴史の年号などではない。
それらの知識をどのように扱うかを学ぶべきなのだ。
特に、この情報社会の中においては。