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ホントは怖い、金利の話

投資をするようになって、昔していたけれど、今はしていないことの一つにローンがある。

特にフリーローン。リボ払いもしなくなった。

急な出費に便利に使えると言う宣伝文句によって、使っている人も多いかもしれない。

しかし、「金は貸してもいいが、借金はするな」と言われるように、借金は恐ろしい。

特に、金利が怖い。

金利を味方につければ、これほど力強いものはないが、相手から金利を取られると奴隷になる。

例えば、フリーローンで年利14%だとすると、仮に100万円借りたとすれば14万円が利子としてつく。

投資1年目のパフォーマンスが5%だったので、全然足りない。倍以上のパフォーマンスを出さないと払えない。

投資をするようになって、年間利回りを上げていくのがいかに難しいかがよくわかるようになった。

しかし、この金利は単なる数字としてしか認識にない人が多いようにも思う。

昔自分も、そうだった。あまり深く考えていなかった。

「14万円ぐらいならなんとかなるかな?100万円借りてるし。。。」

でも、そうではない。

借金も複利で増えていく。100万円の14%で114万円だが、また翌年、114万円に14%の年利換算が加わると15.96万円加算され、129.96万円になる。
返済しないとそのまま増えていくが、返済をしていても、元本に金利がかかれば同じことだ。

自動車ローンや目的別ローンなどは、あらかじめ何年で返済するか毎月どのくらい払っていくかなどを契約時に決めるので、支払いが見えやすいが、支払い総額を見れば確実に多く払っている。

フリーローンやリボ払いは、それすら見えない。いつでも返せる代わりに、いつまでも返さないと、どんどん借金が膨れ上がっていってしまう。
返すつもりや毎月定額で返していたとしても、一向に借金が減らないという状況に陥ってしまう。

給与が劇的に増える時代ではない。年功序列で毎年昇給があるわけでもない。安い給与でしかも高い税金を払った上、手取りなどは雀の涙ほどしか残らない。

急な支出の時に、仕方なく借りたとしても、一度借りてしまうと借金に対するハードルが下がってしまってその後は平気で何度でも借りられてしまうのだ。

まさに、自分がそうだった。

そして、必要だといって借金を繰り返すようになる。

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中江兆史
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