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ウインドシンセ・スタンドの改造は無駄な努力だったのか?

前回の記事でウインドシンセ用スタンド「キクタニ WSS-100」をエアロフォンプロAE-30の長さに合わせて改造した事を書いた。

DIYの成功に悦に入っていた自分だったが、つい最近Amazonの「WSS-100」商品ページに驚くべきレビューを見つけてしまった。

スタンド支柱の先にあるU字型の接続部分は可動式になっていて、前方に向けて下ろしカチッと固定して楽器を立てかける作りなのだが、そのレビューによると「U字部分を固定するまで下ろさずに、斜めのままで使用すればAE-30がきちんとスタンドに収まる」というのだ!

え、そーなの?

さっそく検証してみよう。

これが前回記事にも載せた、改造前の状態の写真。
ご覧の通り、楽器を受けるべきU字部分にAE-30が収まらない。

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次にレビューにあったようにU字部分を固定するまで下ろさずに、斜めのままで使用してみる。
なお撮影した改造後のスタンドは支柱が約3.3センチ長くなっているので、改造前と条件を同じにするために台座に約3.3センチの物を置き、その上にAE-30を乗せてみたら・・・こうなった!

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うわっ、見事に収まりましたやん!
改造する必要なかったじゃーん><

U字部分が固定されていないので少し安定性に欠けて不安だが、留めゴムをかければ「まあなんかこれで良さそうかも」って感じになっている。

スタンドの改造をした3月下旬に、この商品ページのレビューも確認していたのだが、その時はまだこのレビューは書きこまれていなかった。
4月4日に書きこまれたようで、ちょっとだけタイミングが合わなかったな。

それにしても、こんな簡単なことに気づかず時間と労力を浪費してしまったなあ。

「いやいや、自ら知恵を絞って創意工夫した己れを褒めてやろうじゃないか。作業自体は脳トレや運動にもなっただろうし」と、心がすかさず慰めてくれる。

それにやはりU字部分は固定できた方が安定度が増すし、支柱が数センチ長くなった分、さらに長い楽器にも対応できる。
改造バージョンの方が性能的には、よりアップグレードされているのだ、とポジティブに思い直してメンタルを保ちました。

自分に甘いなあw

でもこれからエアロフォンプロを買う人は、こんな大変なスタンドの改造なんかせずに普通に使えばいいと思います^^

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TOBIROW(とびろう)
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