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肩こり・腰痛によって失われる経済資産


今回は、健康×経済資産について簡単にまとめたいと思います。

あなたの、肩こり・腰痛は自分自身のために、そして経済的にも早めの脱出を試みた方が良いです。

「時間がないから病院に行けない。」

その気持ちは十分に理解できます。
しかし、このような話から少しでもなにか参考になることがあればいいな、と思います。


肩こりや腰痛があることで、どのような問題が生じるのか?

ということについて書いていきます。


疼痛による生産性への影響


・活動能力の低下
・集中力の低下
・対人関係の悪化
・睡眠不足

これらによって、生じる

Absenteeism :欠勤
Presenteeism:仕事がはかどらない

この2つの要因が、経済的生産性の低下を引き起こすことが考えられます。

さらに言うと、治療をするにあたり

・薬剤の投与
・治療代
・時間の削減

これらの影響で金銭面への直接的もしくは間接的な損失があると考えられます。


文献より

京都大学の研究報告です。

「労働生産性総合評価」「身体活動」「集中力・対人関係」に関して、疼痛との関係があったとされています。
特に、慢性疼痛は、「集中力や対人関係」に影響するという結果だったと報告されています。

しかし、この内容には慢性疼痛を引き起こしているのはその対人関係の可能性もあるため、どちらもお互いに影響し合っている可能性があります。

いずれにせよ、対人関係と慢性疼痛に関しては、負の連鎖となっていることは間違いないです。



さらに、この文献より
1人当たりの年間の金銭的価値について記載がありましたので、参考までに示すと。

欠勤:約5万5000円
仕事がはかどらない:約32万円
医療・薬剤の費用:約12万2000円
合計:約50万

の損失があると考えられます。

もし、会社レベルならかなりの問題となります。


他記事からの参考

ご参考までに、こちらの記事も比較的わかりやすい内容だと思います。読みやすい順にリンクを張っておきます。



最後に


50万円の損失は1人当たりで、さらに、大まかな数字のため大なり小なりありますが、大きいとさらなる損失があると考えられます。
さらに、時間のことも考えるともっと大きな損失になっていると言えます。

特に、睡眠不足・疼痛へのイライラは、生活に大きな問題を来します

金銭的な面でも、生活の質の面でも大きく影響してしまいます。
だからこそ、肩こり・腰痛に対して早期に直した方が良いと考えます。


簡単な運動

そこで、自分でできる簡単な運動をお伝えします。
※ 1週間以上持続する慢性的な疼痛の場合。

肩こりに対しては、「肩甲骨から動かす」

姿勢は楽な姿勢で、しっかりと肩甲骨を動かすこと。
なるべく、力を入れすぎず、「ぐるぐる回したり」、「胸を張ったり」、「肩を丸めたり」してみてください。

もしくは、痛い方の“脇から横腹付近”を、手のひらでほぐしてあげてみてください。


腰痛に対しては、「骨盤を動かす」

座って、「良い姿勢」「悪い姿勢」を繰り返す。
横向きになって、骨盤だけをごろごろ動かす(左右どちらも)。


とりあえず、力を入れすぎず、痛みが発生しない程度にやってみてください。


注意点としては、
まずは、「痛みを自分で管理する(痛みの変化を確認する)」ことが大事です。
そして、改善がないようであれば、お早めに専門の施設で治療しましょう。

身体は複雑なので、簡単な体操は伝えられますが、同じような痛みでも、様々な原因や問題があるため我慢するのはやめましょう。



今日もお立ち寄りありがとうございました! ではまた(^^)/!

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