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注意すべき腰痛・肩こり
関連痛
1度は聞いたことがあるかもしれません。
今日は、注意しないといけない腰痛と肩こりについて話していきたいと思います。
これは、一般の方にも周知したい内容です。
短く簡単に書きたいと思います。お気軽にご覧ください。
関連痛とは
関連痛とは、
内臓などに異変があり、そこで生じたはずの痛みが、関連して皮膚や筋肉に痛みを伴うものです。
例えば、
心臓に痛みを伴うと左腕が痛くなる。
肝臓に痛みを伴うと右肩が痛くなる。
腎臓に痛みを伴うと骨盤周りが痛くなる。
そのようなことが起きます。
注意すべき腰痛・肩こりとは?
最近、腰が痛い。
最近、肩が痛い。
これは、ただの腰痛や肩こりなどではないかもしれません。
先ほどの例にもあったように
関連痛によって、
心臓や肝臓が悪いから、左肩や右肩が痛い
腎臓が悪いから、腰が重い
なんてことも考えられます。
実際に現場でも、肝臓がんの方や心不全の方で、その痛みを伴う方はいらっしゃいました。狭心症や胆嚢炎などでもそのような症状がみられます。
このように、腰痛や肩の痛みなどには、ただの痛みではないこともあります。場合によっては、ちゃんとした検査を行ってみてもいいと思います。
図:大地陸男.生理学テキストより
最後に
この痛みを知らずに、ただ治療を続けている人も多いです。
本来なら、治療者がしっかりと見極めることが大事ですが、これを見逃してしまう可能性もあります。
気づいた時には進行していた。そのようなことがないように、自己管理の下、病院に行くということを考えてみてください。
簡単ではありますが、
「姿勢や肩腰の位置を変えること」「動かして痛いが、動かさなれば痛くない」など、特定の姿勢や動きなどで痛みがある場合や和らぐ方法があるなら筋肉や骨、関節、神経の痛みの可能性が高いです。
もし、治療する側で、これを見て「あ、」と思ったなら、
忘れがちですが、この関連痛を頭の隅に置いておくことも大事だと思います。
しっかりと動作や動きの中で評価し、疼痛の再現性などを基に、筋肉の痛みなのか、骨なのか臓器なのかを同定する。そして、しっかり判別する必要があります。
今日もお立ち寄りありがとうございました! ではまた(^^)/!
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