人生の歪み
お久しぶりですナキガラです。
同人漫画の制作が半分(!?)くらい終わったので、ここ最近思ったこととか、これからのこととかを書きたいと思います。
(まいど自分が設けた〆切守れないのもう申し訳ない……)
タイトル通りまた人生のお話し。
人生についてはもう書かないとか以前言ったのに……
ただ、ここ最近思ったこと、これからのこと、そして今の現状は、私の過去や取り囲む環境などが多少なりとも影響しているので、過去から書いていこうかなと思った次第です。
高校受験終わりから遡りましょう……
高校受験終了後、受験期の精神的な病みが末期に達し、私は家出をして、現在は祖父母宅で暮らしています。
受験が終われば受験勉強から解放されるので、メンタルも安定しそうですが、私は受験が終わっても、家庭の問題は終わらなし、また学校という場所に行かなければならないという苦悩が長引いたのです。
受験が終わっても、私は未だ地獄にいたのです。
高校生活についても色々思うことはありました。
私は卒業後は漫画家になろうと思っていたので、一年目の夏休みに新人賞用の漫画を描こうと思っていました。
夏休みまでは画力を鍛えながら、学校の勉強もしっかりやろうと考えていましたが……
私の高校一年目は、コロナ大流行!の年でした。
なのでちゃんと学校へ行けるようになるのは、たぶん6月頃だったと思います。いうて午前と午後で人数分けての授業でしたが。
その間はリモートでした。
限定公開でYoutubeに授業動画を投稿してたり、zoomで全校集会したりしましたね。あとコロナ関係なく、わりとスマホ必須な授業(学校調べとか)があるのが驚きでした。みんなスマホ持ってる様子でしたが、こういうの持ってない人だとどうするんだろうなーとか思ってしまう。まあ途中からノーパソ配られたけど(卒業時に返却するもの)。
まぁその頃の授業はともかく、私が考えていた計画は崩れてしまったワケですね。
「高校の勉強も完璧にこなしながら、新人賞の漫画も作る」完璧主義極まれりな計画が。
当時、リモートで授業があったとはいえ、かなりの自由時間がありました。
夏休みよりも長い自由時間が……
私はその間、復習から予習まで、通常授業になった時に遅れないために勉強をしていました。もちろん絵の練習もね。
だけど、私はモヤモヤとした気持ちもありました。
学校に行った時、私はまた一人ぼっちになるだろう。
だが最近…… というか中学卒業頃に気づいたことなのですが、この年齢になるまで友達がいないのはヤバいことだと気づいたのですね。
なんというか、自分から可能性を閉ざしているって感じの意味でヤバいんですけど。。。
なので、高校デビューと共に友達作りをしよう!と思い至ったワケですね。
そしてそのころ見ていたライバーさんが配信でこのようなことを言ったのです
「やりたいことがあったらすぐにやれ」
この言葉と、高校デビュー……
それらが合体した結果、「今すぐ漫画を描こう!」となり、画力もネタも不十分のまま制作を開始しました。
結局完成したのは夏休み頃でしたが…… (夏休みは一週間しかなかったぞ!)
その間は勉強そっちのけで制作し、美術部に入ったくせに漫画制作という名目でサボりまくり顧問に怒られていました。
完成した作品に至っては、落選です。
美術部で描いていた油絵も落選。
ちなみに友達はできました。
ここまでで得たものは、友達と、仲良くしてくれる先輩でした。
そして、私は勉強についていけなくなりました。
サボっていたからというよりは、私の完璧主義のせいです。
勉強についてはいつでも復帰できたはずです。
制作中でも基礎の部分や、確実にテストに出るだろうなってところは勉強していたので。
ただ、勉強よりもやるべきことがあると思ったのです。
漫画です。
落選した理由はわかっています。
画力が無い、構成が拙い、つまらない、説教クサい、無駄にグロい……
そして、作品からにじみ出る承認欲求、教養のなさ、調べようともしない、無学さ……
不純で、バカだった。
今までの事がムダになった気がした…… 訳ではないが、ここら辺で狂ったように思う。
なにかを取り返そうと、また作品を描いた。
結局完成しなかったけど。
私は、自分のアイデンティティが漫画描きであることしか無いと思っていた。
漫画を描かなくなれば、友達が離れて行ってしまうと思った。
それら以外にも、これまでの、これまでの人生で誰にも吐き出せず蓄積していた病みが爆発していた。
部活でほかの部員がいるにもかかわらず友達に病みを吐き出し、帰ってから後悔する。ほかにも、上手くやった上に楽しかった日でも、帰ってから欝々とした気分になる……
たぶん私は躁鬱だったのかもしれない。
高二高三からは、テンション上げて明るく振る舞っていた化けの皮が剥がれ、また根暗な自分に戻ってしまった。
友達じゃなくなった人もいるし、新しく友達ができたりもした。
高二は作品作りを一旦やめて、勉強に注力したが、上手くいかなかった。
受験なども考えていなかった。私には将来なんてなかったから。
勉学が自分を救ってくれるものだとは思わなかった。
学歴も企業も社会も勉学が間接的に役立つことも。
私は終わっていた。
芸術系の学校をやめたのも、私の完璧主義とカスみたいなプライドのせい。
私は人に批評してもらうとか、点数つけてもらうとかのために作品を描くと、愚かなことに自分を守るため、わかりやすい欠点のある作品を作ってしまう。
こんな自分では、芸術系に行かせてもらっても無駄だと思った。
勉強も私は早々に諦めていたので、一般大学へ行くという考えはなかった。
現在は同人漫画を描きながらバイト探し中……
ほぼニートである。
ただ、このニート期間でだいぶ落ち着いたと思う。
いや〆切の悪夢とかはみるんだけど(なのに〆切守れない。スケジュール管理が下手すぎるせいだ……!)
完璧主義とかプライドとか、こうすべきとかの強迫観念みたいなこととか、溜めてたストレスとか、だいぶマシになったと思う。
てことで、かつての自分では考えれなかったであろうことをやります!
それは………
大学受験
デス!
目指すは一般国公立大学!
なぜ国公立かというと、ふつーに就職できるかわからん()ので、少しでも安い国公立に行こうと思ったのです。
あと実家から一番近い文系大学が国公立しかないからです。
無知であるということはヤバいです。
人を知らず知らずの内に傷つけてしまいます。
内向きな考えばかりしていたら、他人を慮ることを怠ってしまいます。
外に向けた考えをしないと、ほんとに誰かを傷つけてしまう。
似たような苦しみを負っていたのに、それを明確に教えていたのに、思考を通すことなく脊椎反射で反応してしまって、それが他人を深く傷つけることがあるのです。
これは私が人生をちゃんと生きていなかったせいです。
自分の本心を隠して生きてきたから。
伝えたとしてもかなり婉曲してます。
ネットですらかなり曲げてますからね。ネットだからこそ曲げるべきだと思いますが。
自分は何かを本気で頑張ったことがないと思います。
高校受験や絵、漫画は、それはマイナスな感じで頑張ったというか、やらないと生きれないって思っていたからです。
これはかなり視野を狭くします。
特に創作においては、視野は広いほど良いと思います。
私は私の世界を広げる為に、勉強をして大学へ行ってみたいのです。
プラスな頑張り方をしたい。今はメンタルも安定してて、それができる気がします。
もし落ちても悔いのないようにやりたい。
勉強って、知識が増えるだけじゃなく思考力も鍛えられると思うので、受験終わった後はしっかり「考える力」を身につけていたいですね。
あと、私の周りには大学生も大卒の人もいません。
家族も教育熱心な方ではないので、働ければ中卒でも良いって感じの家庭です。
そんな中で、年の離れた従兄弟がいます。
私はよく従兄弟の勉強を教えたりしています。
私は今の時代、教育とか知識、学習はとても大事だと思います。
ものを知るということは、世界をよく認識するのにいい感じだよなーってのは薄々感じてて、Twitterで見た『この草はよもぎだな。ああ知っているって素敵だな』(うろ覚え)と言っている魚の画像とか、あれが知るってことの素晴らしさなんだと思います。
あと、ネットでは様々な情報が蔓延っています。それらの真贋を見極めるのにも、知るってことは大事だと思います。(最近の最たる例だと『弥助問題』とか……)
私は、従兄弟には知るってことの素晴らしさとかを伝えながら、勉強を教えたいと思っています。
従兄弟も割と勉強熱心…… なので、やる気がある時にやる気を持続させつつ、そういう面白さを伝えたいです。
でも、今の自分は高校時代の授業も薄ぼんやりな記憶しかない状態で教えているので、あんまり説得力もないと思うんですよね。
そういう意味もあり、私は大学受験をしようと思いました。
てことで頑張ります。
今描いてる同人漫画は8月までに出したいですね……!
ではまたこんど!
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