湘南寄席は実現できるか
きのうはショートドラマのシナリオの〆切だったので送って、コパ・アメリカを流しながら次のショートドラマのシナリオの要件を確認した。解説者が「いまのシュートはパンチ力がありましたね」と、ややこしい表現をしているのが気になった。昼すぎに『ツギクル芸人グランプリ』というショーレースをやっていたのでみた。5組ずつABCのブロックにわかれてたたかって、各ブロックで勝った3組で決勝戦をするシステム。Cブロックに好きなネタが多かった。ツンツクツン万博、豆鉄砲、エバース。この3組はめちゃくちゃ笑ったなぁ。豆鉄砲はみたことがあって前から好みで、エバースは『銀シャリのおトぎばなし』を聴いてると橋本さんが期待してるコンビとして話していたのを覚えていた。ツンツクツン万博はなんのイメージもない完全な初見。
ツンツクツン万博のネタは粗い感じものこしながらワードセンスがすごくて、こんな融合があるんだなと衝撃的だった。ソファをたたきながらめちゃくちゃ笑った。豆鉄砲はSuicaのネタが大好きだったので検索したのか、ハンバーグのネタもみたことがあった。それでもやっぱりおもしろかった。あの語り口が好きなんだな、きっと。耳心地がとてもいい。エバースはたたずまいは王道な感じだけど設定と展開の斬新さと巧みさでめちゃくちゃ好きになった。もうすでにベテランの風格があって、ツギクルとかのレベルじゃないなという雰囲気。今年のM-1に期待。
エバースが勝ちあがったものの優勝はできなかったけど、決勝のネタもめちゃくちゃおもしろかった。好きという感覚は言語化がむずかしい、ふしぎな感覚だけど、たぶんみながら伝わるネタへの向き合い方とかも関係してるんだろうな。ほかの2組のネタも、もう1本みたかった。こんなにおもしろいことを考えられる人たちをみると、自分の劇場をもちたくなる。湘南寄席とかやったらどうかな。潮風かんじる野外がいいけど、海の近くだとうるさいだろうな。チル漫才みたいな新ジャンルがうまれたらいいな。
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