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注文住宅放浪記 ~初めての住宅展示場~
妻のつわりが落ち着き始めた、2024年4月頃。
胎児は順調に成長を続け、流産の確率が下がり、お出かけもできるようになった。
育児奮闘記はここで少々お休みをして、注文住宅放浪記を始めていく。
産婦人科には1ヶ月ずつ通うのみで、ほぼ経過観察状態。
さあ、家を買うぞ!
さて、家を買うためには?
さあ、家を買うぞ!
さあ、家を買うぞ!?
さて、家を買うって?
私の実家は、分譲だかで木造住宅。
妻の実家は、注文住宅だかで鉄骨住宅で二世帯住宅。
2人とも生まれた時にはその家が建っていたため、30年強は問題なく過ごせていた。
私の実家は、冬がとにかく寒く、特に洗面周りが寒かったぐらいで、それ以外は特に問題なく過ごせていた。あと気になるのは、タンスや本棚が二階にあることで、家の床が傾いているということぐらいか。
妻は頑丈な家で過ごしていたものの、二世帯住宅、三人兄弟と、少し手狭に過ごしていた、と思われる。
どんな家に住みたいか。
2人の間でそんなに議論することはなく、とりあえずモデルハウスに行ってみよう!となった。
今住んでいるのがD-roomと呼ばれる、大和ハウスの賃貸であるため、とりあえず、大和ハウスのモデルハウスを予約してみた。
初めての住宅展示場♡
妻が大和ハウスのモデルハウスの場所を知っていたため、その場所を予約したのだが、いざ当日向かってみると、そこは住宅展示場で、いろいろなハウスメーカーの家が建っていた。
住宅展示場とモデルハウスの違いすら知らなかったのだ。
モデルハウスは、それぞれのハウスメーカーが独自に建てたもので、その土地ではそのメーカーの建物しか見ることができない。
住宅展示場は、いくつものハウスメーカーの家が立ち並んでおり、時間をずらして予約すれば、比較することが容易である。
それにしても、素敵で大きな家が立ち並んでおり、結婚して子どもが生まれる、ということがなければ、縁がなかった場所だなあ、と、貴重な体験ができる喜びがあった。
いざ、大和ハウスの家に入ると……、
綺麗!
オシャレ!
広い!
そして、綺麗でオシャレ!
夢のような空間。
担当になってくださった営業さんと初対面。
メガネをかけた同年代ぐらいの男性の方。
物腰が柔らかく、声のトーンも落ち着いており、とても好印象だった。
そして、住宅展示場ならではの「お飲み物はどうなさいますか」
緊張するとお腹を壊しがちな私は、基本的に水を選択。
大和ハウス、すごいです
先ずは、家の中をざっと案内。
とにかくキッチンやテーブルがオシャレで大きい。
寝室とかも綺麗。
こんな家に住めたらなあ、と率直に思った、気がする。
(今となっては、正直、どんな家だったか全く覚えていない)
家の中をぐるっと回った後に、どんな家に住みたいか、土地はどの辺がいいか、といった具体的な話を織り交ぜながら、説明をうける。
今でも覚えている、印象的だった大和ハウスの特徴を3つ。
防音仕様にできる
外断熱
鉄骨の構造にこだわった耐震性
私がぽろっと「外の音が気になりがち」みたいなことを言った。
実家でも隣の部屋の音が気になって眠れない、一人暮らしの時は早朝に外で喋る人たちの声がうるさくて起きてしまう、など、この点は非常に気になっていた。
すかさず、営業さんは、大和ハウスで防音仕様の部屋を研究していて、部屋をそうした仕様にできます!と、目を輝かせて説明してくれた。
これは魅力的だった。
(オプションとして、いくら費用がかかるかは不明)
あと、注文住宅あるあるかもしれないけれど、打ち合わせの初期段階は、どのハウスメーカーもやたらめったら、家の構造を語りたがる。
うちは、ここが強いですよ、ということで、耐震性と断熱材の話はどのメーカーでも耳にタコができるぐらいに話を聞いた。
その中でも、大和ハウスは他のメーカーと大きく違って、外断熱。
壁の外側に断熱材を入れるから、他のところよりいいんですよ、と。
そもそも、断熱材に関する知識もなく、セオリーすら知らない私たちはそれが本当にいいのかどうかわからなかったけれど、何となくよさそうだな、と感じた。
鉄骨も、組み方にこだわっていて、とにかく耐震性が強いと。
妻は、この耐震性にこだわっていて、住むうえで安心できる家を求めていた。
綺麗、オシャレ!という第一印象はあるものの、そんなのは当然。
注文住宅を建てるうえでは、断熱等級、耐震等級という目に見えない部分についても考える必要が出てくること。そして、それこそが様々なハウスメーカーで競い合っている部分なのだと、これから痛いほど知ることに。
2時間の打合せだったけれど、あっという間に、そして、頭が疲れるほどに、新しい世界との出会いだった。
営業さんの印象もとてもよかった。
いろいろな可能性を、ということで、無理に注文住宅を考えるだけでなく、大和ハウスが手がける分譲住宅についてのご案内もあり、実例として分譲住宅でより雰囲気を味わえるので、ぜひ見学に行きませんか、とお誘いを受けた。
ハウスメーカーあるある。(これからたびたび、このあるあるを紹介します)
打ち合わせの最後は必ず次の予定や見学を取り付けようとする。
ハウスメーカーや営業さんによって、この圧が全然違ってくる。
私たちは、終始、「予定を確認したうえで」「他のところも検討しているので」と前置きをして、「必要があればご連絡します」と即答することを避けた。
初めての見学、とても印象のよい営業さんであり、分譲住宅の見学はぜひ行きたいと思いつつも、当時の妻は妊娠5~6ヶ月で安定期と言えど、日程については、やはり後から連絡することにした。
(結果的には、見学に行きました)
以上が初めての見学。
最初ということもあり、ハードルもなく、とにかく綺麗でオシャレ、というだけでなく、性能が高いということも思い知り、とにかく印象がよかった。
ただ、それだけで、「はい、大和ハウスさん、お願いします!」とならなかったのは、大和ハウスが悪いわけではなく、私たちの性格。
あくまで、比較をしたうえで、理由づけをして、慎重に決める。
これが、私たちのスタイル、私たちの呼吸であるから。
先ずは、モデルハウスを見学してみる、という経験に重きを置いていたため、初めての見学は非常に満足度が高かった。
そして、妻が安定期であるうちに、ここから怒涛の展示場まわりが始まるのだった。
そう、それは、妻が臨月に入ってからも……。
育児奮闘記は少々お休みをいただき、注文住宅放浪記を続けていきます。
次回、乞うご期待。
きっといつか、誰かの何かに。