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注文住宅放浪記 ~住宅ローン、どこにする?~


住宅ローンとは?

家を買うためには、お金が必要。
よっぽどの資産家や億万長者でなければ、手持ちのお金では買えない。
そのために、住宅ローン!どーん!

住宅ローンと言えば、毎月の支払いが何十年も続く。
ただそれだけの話。
だと思っていたが、かなり苦戦をした。
その記録。

余裕のよっちゃん、仮審査

おうちの買い方相談室でいろいろと相談したのは、以前記事に書いた。

その時点でハウスメーカー選びをしていたため、まだ住宅ローンについて全然考えていなかったが、ハウスメーカーや土地が決まる前でも仮審査はしておいた方がよいというアドバイスを頂いた。

そう、仮審査。
仮の審査をすること。

あと、相談室の方が気にしていたのが、事実婚においてペアローンが組めるかどうか、実例がないからわからないと。

ひとまず、モゲチェックというサイトを案内されて、変動金利が安いところでいくつか仮審査の申し込みをした。
・auじぶん銀行(当時最安値だった)
・りそな銀行(私たちにとって馴染みがあり、安かった)
・paypay銀行(当時2番目くらいに安かった)

仮審査では、プロフィール(業界用語で言えば、属性と言う)をひたすら入力していく。
職業・年収・勤続年数などなど。
買う家や土地についての情報は候補のもの。

結果、どれも2日前後で仮審査OK!
それに、とある銀行からはわざわざ電話があり、金利がうんぬんかんぬん(これ以上は秘密)。

auじぶん銀行では、必要書類に事実婚の場合は住民票で確認できればよい旨が書いてあり、金利が最安値であったため、安心していた。
そして、金利のシミュレーターを使って、金利がいくつで、いくら借りるとどれくらいの支払いが毎月発生するのかと、妻と様々なパターンで試した。

が、ががが。

るるるのる、希望の本審査

土地を契約する流れは前回の記事に。

土地を契約したということは、期日までにお金を用意する必要がある。
そう、いよいよ住宅ローンを決めなくてはならない。
今まで、私たちがしていたのは、仮審査。
これから必要なのは、本審査。

本審査が仮審査と違うのは、買う土地や建物に関する書類が必要なこと。つまり、「この土地で、こういう家を建てます!」という図面やらを証拠として銀行に提出するのだ。
他にも、源泉徴収票やら保険証のコピーやらも必要。お金を借りる人の属性が本物かどうかを確認するためだ。

ちなみに、住宅ローンを借りる銀行にもいろいろ種類があり、流行りなのはネット銀行。実店舗がないけれど、提携ATMでお金の預け入れや引き出しなどができる銀行。
ネット銀行だと、
・金利の低いところが多い
・店舗に行かなくても手続きができる
というメリットがある。

ただ、この必要書類をどうやって提出するのか。
スマホに撮って、ひたすらアップロードをしていく。
契約書は50ページ近くあり、また、アップロードできるのは10ファイルまでのため、この作業がとてつもなくめんどうくさい。
結果的に必要な画像データは100個以上発生するため、アップロードだけでも30分近くかかった。
でも、店舗に行って提出するよりましか。

auじぶん銀行さん、本審査、お願いしま~す♪

あれれのれ、絶望の本審査

本審査の結果が来た。
通らなかった。
リアルに「え?」となった。

この頃、妻は臨月。
出産予定日まで20日なかったかと。
出産の不安に加え、住宅ローンの不安がやってきた。

いやいや、そんなはずはないと。
借り入れる金額を下げて、再びauじぶん銀行の申し込み。
またアップロードする作業……。

再び本審査の結果が来た。
通らなかった。
「ええ?」

理由はわからない。
けれど、別記事で書いた、下のことが影響しているのかなと。

もうauじぶん銀行は諦め、とにかく事実婚でペアローンを借りられる銀行を探した。(その記録もさっきの記事に詳しく書きました)
低金利に目がくらんだのは事実だが、世の中はそんな甘くなかった。
というか、逆に言えば、事実婚のペアローンに対して厳しくないですか、銀行さん。
子どもが生まれ、子どもと一緒の住民票があったとしても、本審査が認められなかったところもちらほら。
私たち、普通に家族として生活しているんですけどね……。

どうしよう、どうしようかと。
その時、希望の光が。

神の手、ヘーベルハウスの営業さん

困った時は、基本的に担当の営業さんに相談をしよう。
家のことに限らず、経験が物を言う世界で、頼りになります。

というわけで、相談した結果、一つの提案があった。
営業さんの周りで、事実婚のペアローンが通った事例があると。
「ソニー銀行で申し込みましょう」と。
そして、間に営業さんが入り、事情なども説明してくださることに。
とてもありがたい。

出産直後で外に出られない私たち。
わざわざ自宅まで顔を出してくださり、必要書類のやり取りをしてくださった。
(ソニー銀行もネット銀行のため、通常ネットで手続きできますが、ハウスメーカー経由だと紙での提出が必要に)
この点も非常に助かった。

結果的に、無事にソニー銀行で住宅ローンを借りられることになった。
本当にありがとうございます、ソニー銀行さん、ヘーベルハウスの営業さん。
出産直後で、どたばたした生活の中、大きな安堵を頂いた。

というわけで、私たちの住宅ローンの経緯でした。
ここで、注文住宅の打ち合わせは一休憩。
出産後の生活に慣れてから、打ち合わせを再開することに。

そのため、このnoteも一度注文住宅放浪記を休み、育児奮闘記を再開します。
出産直前、出産当日、出産直後、現在の育児生活をお届けします。
乞うご期待!

きっといつか、誰かの何かに。

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