注文住宅放浪記 ~ヘーベルハウスと打ち合わせ 建具・収納編~
30坪ない家
次の打ち合わせは、建具・収納編。
そもそも、私たちの家の間取りがどういうものか。
全体の延床面積としては30坪に満たない。
約30坪。
1階に個室が3部屋。1部屋あたり5帖もない。
2階にLDKとベランダ、水回り。
正直言えば、そんな大きくない家である。
ただ、削ってはならない場所が、やはり収納。
収納はいくらあっても困らない。
物をしまうために収納があるのだが、収納があるから物を買ってしまうということもあるだろう。
収納が余っている家。
収納が足りない家。
どちらがよいか。
前者に決まっている。
収納の考え方
各個室には、それぞれの衣服をしまえるようにする。
各個室が広くないため、1階の廊下部分に共有で使える収納を用意する。
なおかつ、廊下部分に本棚をもつくった。
こうすることで、広くない各個室にゆとりをもたらせるようにした。
それだけでなく、壁埋込収納を各部屋につけた。
本棚や机を部屋に置くと、もちろんスペースをとる。
しかし、壁埋込収納にすれば、部屋のスペースを削ることなく、壁の中に本棚を設けることができる。
本棚に限らず、小物や書類を置けるスペースになるため、やはり、各個室にゆとりがもたらされる。
(間取り図は公開できないですが、ぜひ見てみてほしい……。というより、実物ができた時に写真でお届けしたい)
2階のLDKも16帖ほど。
広く見えるかもしれないが、キッチンとダイニングで半分以上を占めてしまう。
収納棚は1つのみ。
他には、壁埋込収納を活用。
そして、キッチンについてはアイランドキッチンを採用せず、キッチンの前側を全て収納できるタイプにした。
そして、何気ない楽しみが……、
脱衣所にある壁面収納!
家族分の部屋着や下着を置いておけるぐらいのスペースで、洗濯も含めると、家事動線がだいぶ楽になるとの予感。
洗面台や脱衣所をモダンに、オシャレにする方はYoutubeでよくお見かけしますが、私たちは~……、
「性能第一芸人です!」
建具はちょいオシャレ
そもそも建具……?
各部屋の扉のことです。
各個室の扉は、ちょっとかわいい感じの扉に。
迷ったのが、LDKに入る扉。
ガラスつきがいいよね、という話を妻として、タイプがいくつか。
結果的に、LDKに入る扉は少しオシャレな扉にして、水回りに入る扉はシンプルなガラスつきの扉。
そして、何気ない扉が……、
トイレの扉。
トイレ専用の遮音ドアというのがあり、鍵をかけると、遮音性が高められるドア。
1階も2階もこのドアを採用した。
家族間でも夜間は気になるだろうし、お客さんが来た時も気になるかもしれないから、何気ないけれど、お金をかけた。
まとめ
収納は、きっと想定より多く使うことになる。
だから、余ってもいいぐらいに備えた。
それも、廊下部分や壁を活かして、単なる動線部分をできるだけ活用した。
建具はノリ。
多少こだわったとしても、金額が跳ね上がるわけではない。
床や外壁などはこだわると、金額がガクンと変わってくるだろうが、扉はちょっとの奮発で室内の印象を少しだけ変えられる。
だから、少しお金をかけた。
他にも細々と決めたことがあったけれど、主にはこんなもの。
1つ1つの窓やら扉やらなんやらをどうしていくか。
正直、考えるのは大変だけれど、出来上がっていく家を想像するのは楽しい。
注文住宅の正解はないけれど、理由づけをしていくことで私たちが納得できるかどうか。
ということで、ここまでが現状で、
これからインテリアと外構の打ち合わせが始まっていきます。
ようやく、現実にnoteが追い付いてしまったので、注文住宅放浪記は打ち合わせがあるまでお休みです。
育児奮闘記もある程度書いてしまったので、イベントごとに更新していきます。
次回は雑記かな。
乞うご期待!
きっといつか、誰かの何かに。