注文住宅放浪記 ~シンボルツリー、決めました~
そもそもシンボルツリーって
シンボルツリーという概念は一体いつからできたのか。
我が実家は正体も知らない木や草がぼうぼうとなっており、切らないと道路にはみ出る始末。
思えば、種類は何種類かあるけれど、どれも名前すら知らない。
唯一、紫陽花が玄関横に咲くのが綺麗だなあと。
で、シンボルツリー。
狭小住宅を建てるわが家にそもそも不要ではないかと。
妻とも、無くてもいいよねという話を当初はしていた。
が、ががが。
いざ、打ち合わせを重ねて、家のイメージができてくると、1本くらい、緑があった方がいいよね、となり、シンボルツリーを植えることに。
最近の家だと、玄関に扉をつけて、閉じた外構にするクローズ外構より、玄関も車も開けた外構にするオープン外構の方が多いように思える。
限られた土地・予算内で家を建てるなら、オープン外構。
見た目も広く見える。
で、そのうえで、今時、庭があって、何本も木があって、というのは、土地が広いか、お金を持っているかでもしないとできない!
わが家は玄関横に1本だけ、緑を添えることに。
で、何を?
植物を知らない私たち
担当の営業さんからは「アオダモがいいですかね~」と5回ぐらい聞き、もう聞き飽きていた。
変な意地も生まれ、アオダモ以外も自分たちで考えようと。
でも、そもそも妻と私、植物に詳しくない。
カタログを眺めに眺め、Youtubeを見たり、ネットで調べたり、お得意の情報収集。
植物に詳しい知人にも聞いた。
挙句の果てには、カインズで実物を見ただけでなく、オザキフラワーパークという広いところにまで見に行った。
西側玄関だけど、南に開けている。
狭いところに植える。
という2つの条件。
候補に選ばれたのは……
・ヤマボウシ
特徴は、白い花(厳密には花ではない)、実、紅葉、落葉と四季の変化を楽しめること。私は一番気に入っていた。
あと、熱さに強い。
ただ、成長した時に枝が拡がりそうで、おそらく道路にはみ出る。
・ソヨゴ
特徴は、常緑樹、まとまりがいい、実が成る。
枝が拡がりにくく、暑さにも強く、オールラウンダー。
ただ、無難。
・アオダモ
特徴は、細い枝で成長が遅く、落葉樹で、そよそよとした草を楽しむ。
暑さには弱いかもしれないが、東西南北問わず、木自体は強い。
ただ、営業さんの熱が強い。
個人的にはヤマボウシが楽しいのかなあと。
ソヨゴはマイナス点が少なく無難。
アオダモもマイナス点が少なく、ちょっとワビサビ?的な。
選ばれたのは……
植物にお詳しい方なら、最初から答えはわかっていたと思います。
この記事の写真がその正解です。
アオダモにしました。
やっぱりマイナス点が少ないということ。
狭いところに植えるという点での心配も他より少ない。
おかげで、調べに調べたので植物に詳しくなりました。
それはそれでよかったのかな。
というわけで、これにて決めるべきことを決め、最終確認の打ち合わせに挑んで、終わりだ!
のはずだった……。
続きは、最終確認の2回目の打ち合わせ編。
乞うご期待!
きっといつか、誰かの何かに。